「4Kリマスター版を2Kの映画館にて」ピアノ・レッスン(1993) ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)
4Kリマスター版を2Kの映画館にて
現代人で日本人の凡人の自分には驚くストーリーでよくこんな脚本書けるなぁと驚く物語。
サム・ニールは「ポゼッション」、「イベント・ホライゾン」など変わりどころの演技が凄いが今回でも。
ハーベイ・カイテルも絶妙なアイデンティティーの役どころを見事にこなす。
後の「X-MEN」ローグ役のアンナ・パキンがオーディションで5000人の中から大抜てきされ、アカデミー賞史上2番目の若さとなる11歳240日で助演女優賞を受賞。
ジェーン・カンピオンはエイダ役に当初シガニー・ウィーバーをイメージしていたが、この役に惚れこんだホリー・ハンターが熱心に売り込み、また彼女がピアノを弾けることもあって出演が実現したらしい。
浜にピアノを置いてジャングルの中をマオリの案内で進むシーン(女の子がよろけて歩く直後)で、案内役のマオリの男が「あんな所、生きて通れねえ!」と日本語で言っているように聞こえる(1995年5月19日放送の『探偵!ナイトスクープ』の爆笑小ネタ集で紹介、本当はマオリ語で「あそこはあなたの向かう道ではない(Ana to huarahi kite kore.)」)。
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