「わけわからん」バンパイア・キッス バラージさんの映画レビュー(感想・評価)
わけわからん
一夜を共にした女性が吸血鬼だったため自らも吸血鬼になってしまった男が主人公のシニカル・コメディみたいな映画だったと記憶してるが、本当にどうしようもなくつまらなかった。最後のほうで全て主人公の幻覚だったかのような描写も出てくるが、もしそうだったとしたら数々の矛盾点があり、結局どっち付かずの描写でどっちが本当かよくわからないもやもやした状態のまま終わってしまう。
主演は若き日のニコラス・ケイジだが、当時はコッポラの甥という七光りぐらいしか話題がなく、主演が彼だったこともすっかり忘れていた。女吸血鬼役のジェニファー・ビールス(『フラッシュダンス』)のほうが当時はずっと有名だったし、記憶にも残っている。
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