「タイトルなし(ネタバレ)」ハンバーガー・ヒル マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
愛の無いAIにこの兵士達は「犬死だね」と言うと、「不適切」と言われます。「尊い命をそんな表現してはいけません」と言われます。理解はできます。でも、この映画見て、そのセリフの中に
「あの丘を取れ」
「なんの為に」
「駐車場にでもするんだろ」と表現されます。
彼らはなんの為に死んだのでしょうか?
ましてや、敵のベトナム兵にとっては、敵対する作戦に命を落としながらでも「戦う意義」があります。しかし、侵略するアメリカ兵は「駐車場の為」なんですから、間違った戦略で味方に殺された様なもので、「無念な死だ」と思います。それを覚えておかなけりゃいけないって事だと思います。
さて、この映画はアメリカ軍の残虐な行動を正当な戦いとして描いています。しかし、1968年位から韓国軍によるジェノサイドやアメリカ軍の「ソンミ村虐殺事件」が起こり始めます。その事も忘れてはいけないと思います。ソンミ村虐殺事件などは犬、猫の如く民間人がアメリカ兵に殺戮された訳ですから。
4月1日にベトナムへ行って、ホーチミン廟を見ようと思っています。4/17の水祭りを見るついでに。
追記
ベトナム戦争の時、アメリカ兵よりも恐れられたのが、韓国軍と言われてきた。彼らが起こしたジェノサイドも未だに問題になっている。しかし、韓国は国として正式にベトナムに対してをしている。ただし、保証まではしていない。しかし、謝罪をしている。
それが良かったのか。ベトナムへの観光客は日本人の観光客よりも多く、中国の次の様である。ベトナム、カンボジアへ行くと「韓国人ですか?」と間違えられる。
世界から忘れられし大和民族。その末裔。
追記
こんな戦いがあった1969年の7月って、隣の衛星2足を下ろした日だよね。それも忘れないでね。