ハンター(1980)のレビュー・感想・評価
全2件を表示
マックィーンよ、永遠に‼️
わが憧れスティーヴ・マックイーンが、現代の一匹狼の賞金稼ぎに扮するアクション映画です‼️そしてマックィーンの遺作なんです‼️凄腕の賞金稼ぎラルフは、家に帰れば8年前から同棲している妊娠中の恋人ドティーがいる。しかしラルフは迷っている。「俺なんかが父親になっていいのか?」そんな時、以前捕まえたロッコがラルフへの復讐のために、ドティーを誘拐して学校へ立て籠る・・・‼️ラルフは実在の人物で、酒場のバーテン役でチラッと出演‼️マックィーンに演じてもらって嬉しかったろうな‼️派手なスニーカーをいつも履いて、老眼鏡をかけ、趣味はブリキのおもちゃ集め‼️そんな生活感があふれる主人公に扮するマックィーンが新鮮だった‼️しかも車庫入れが出来ないくらい運転がヘタというのも、レーサーであるマックィーンのセルフパロディみたいな面白さ‼️そしてトラクターでのカーチェイスや地下鉄高架線にぶら下がるなどのアクション・シーンをビシッと決め、肩の凝らないアクション映画の傑作に仕上がっています‼️そして出産で気を失い、生まれてきた赤ん坊を見た時のマックィーンのほのぼのとした笑顔‼️あの笑顔と今作が遺作だという事実を考えた時、決まって涙が出てきてしまう‼️
リアルな緩さ
保釈金を踏み倒して逃げた犯人を捕らえる賞金稼ぎの話で、凄腕の男かと思ったら、車の運転がド下手で、腕っぷしも大して強そうでもなんでもない男だった。その上、妊娠している彼女の出産に対して否定的という、まったく尊敬できない主人公だった。そんなカスが仕事にだけは懸命に取り組んでいるところが感動的だった。しかし、そもそもなぜその仕事をチョイスしたのかとても気になる。
アクションシーンもリアルな緩さでよかった。
追記
全く記憶に残っておらず、最後まで見終えて自分のレビューで2回目であることが分かった。新鮮な気持ちで見て楽しかった。けっこう危険な仕事なのに懸命に取り組んでいて、まじめな人柄を感じた。そこに自分の進むべき道を定めたようか感じがする。
全2件を表示