「リアルな緩さ」ハンター(1980) 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
リアルな緩さ
クリックして本文を読む
保釈金を踏み倒して逃げた犯人を捕らえる賞金稼ぎの話で、凄腕の男かと思ったら、車の運転がド下手で、腕っぷしも大して強そうでもなんでもない男だった。その上、妊娠している彼女の出産に対して否定的という、まったく尊敬できない主人公だった。そんなカスが仕事にだけは懸命に取り組んでいるところが感動的だった。しかし、そもそもなぜその仕事をチョイスしたのかとても気になる。
アクションシーンもリアルな緩さでよかった。
追記
全く記憶に残っておらず、最後まで見終えて自分のレビューで2回目であることが分かった。新鮮な気持ちで見て楽しかった。けっこう危険な仕事なのに懸命に取り組んでいて、まじめな人柄を感じた。そこに自分の進むべき道を定めたようか感じがする。
コメントする