劇場公開日 1931年10月

犯罪王リコのレビュー・感想・評価

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4.0映画史のお勉強

2021年9月17日
スマートフォンから投稿

昭和5年 民衆の敵と並ぶギャング映画の元祖だそうです。今の映画と比較しても意味ないですが、カメラワークとかカット割りとか結構かなり完成してます。しかしなんと言っても見どころはロビンソン君の圧倒的なアクの強い存在感ですね。憎らしいような気持ち悪いような胸くその悪さは天下一品です。

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越後屋

5.0これこれ映画のイノベーション 絶対に観ていなければならない映画のひとつだと思います

2020年12月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

最初のトーキー映画が1927年 本作は1931年1月の公開 本作がギャング映画の全ての始祖です ありがちな展開、シーンそれらは全て本作が最初であって、本作が全ての元ネタです 絶対に観ていなければならない映画のひとつだと思います ヘイズ・コードという米国映画の自主規制は正式には1934年からのことですが、1930年には規制条項が業界紙に掲載されています つまり検閲を受けることを、作り手側はすでに意識し始めている時期だったと言うことです 史上初のギャング映画だからこそ、強く検閲を意識しているのでしょう 10ヵ月公開が後の「民衆の敵」では禁酒法を真正面から扱っていますが、本作ではわざと触れていません 強盗シーンもその過程をぼかして描写してます そのような制約の中で現代に通じるギャング映画を撮ってみせたのです これこそ映画のイノベーションだったのです それにつけても、リコ役のエドワード・G・ロビンソンの凄さよ! 圧倒的です!

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あき240

4.5傑作

2009年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

見終えた後、非常に考えさせられる作品です。リコの生き方、ジョーの生き、どちらが正かったかはわかりますが・・・。 難しい作品だと思います。だけど見ていない人は見るべきかもしれません。 DVDは買うべき!場合によっては借りるより安く買えるかも。(280円)

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ピッチー