パルプ・フィクションのレビュー・感想・評価
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凝った作りの中のダラダラ語り
映画館で見ることできました。ティム・ロスとダイナーの映像を除いて全部忘れていました。それだけパルプ・フィクションということなんでしょうか!
ダイナーとかモーテルとかバーガーとかシェイクとかスプライトとかデカい車とかすごくアメリカだった。だからトラボルタがオランダのメーカー(多分DRUM)の葉っぱタバコを自分でシガレットペーパーで巻いて吸ってたからアムステルダム帰りのあんちゃんだとリアルにわかった。ボスの女=ユア・サーマンの命救助のアドレナリン一発打ち初体験の為にトリセツ読んで心臓箇所に赤でマーキング❗️こういう凝り方が面白かった。
ブッチ=ブルース・ウィルス、かっこよくてとても良かった。強くて優しく義理がたい男!彼はダラダラ話してなかった。幼いブッチ君と共に観客はダラダラと金時計の由来を聞かされたけど、曾祖父も祖父も父も結局死んでしまったんだからお守りではないよ、その腕時計、取りに戻らない方がいいのでは?と思ったけど・・・。ヴィンセント=ジョン・トラボルタ、とても良かった。ダンスシーンがあるとは!頭に血が上りやすい単細胞であること自覚していて間抜けで優しくてすぐトイレに行く男。
クスリ、ハンバーガー、メートル法、足マッサージ、朝食、パンケーキ、コーヒー、エゼキエル書、石鹸、タオルやシーツ、妻や離婚がどうのこうのどうのこうのダラダラダラダラ、みんなセリフ覚えるの大変だったろうなあ。カイテル、早朝からなんでブラックスーツを着てる?かっこよかったけど!一方の二人のTシャツ&短パンは小学生みたいで可愛いかった。話の内容も登場人物も全部忘れていたのでほぼ初鑑賞、新鮮でした!(2022.8.1.)
面白い!:セリフ、長台詞、時間軸解体、音楽、映像が!
Catch up. 最高に面白いタランティーノの傑作!!
特に派手なシーンがあるわけでもないのに最高に面白いタランティーノの傑作です。文句なしに面白い!キャラクター一人ひとりが個性的でよく喋りまくります。大きな事件はさほど起こってないのに、ワケわかんない程面白い。意外と時間の長い作品ですが、映画に惹き付けられるので時間を忘れて観入ってしまいます。
映画オタク監督タランティーノはこの作品で一気に知名度が上がりましたね。多分時間軸をバラバラにした作品を観たのはこれが初めてだったと思います。それまで物語は時間軸通りに進んでいくものといった常識をブチ壊してくれて、「こんなのありか!?」という衝撃を受けた思い出があります。
今ではけっこう古い作品になってしまいましたが、今観ても全く古びていない永遠の傑作です。
格好良い!
午前十時の映画祭9
物語の本筋とは関係ない会話とセリフのオンパレードで、ソレがタランティーノの良さでもアリ、緊張感が緩まないそれぞれのエピソードに役者の存在感と飽きさせない場面展開、意味の無いような会話が効いてきて、良いテンポとノリでエンジン全開フルスピードでラストまで駆け抜けて行く。
もう少し体を絞れヨ!と突っ込みたくなるJ・トラボルタも、タランティーノの演出で格好良くスクリーンに映えるイイ男で最高。
長ゼリフな独壇場のC・ウォーケン、キャスト陣が皆んな個性的な立ち位置で存在感がバリバリあって、脚本も素晴らしい。
ジュールスとヴィンセントの渋いスーツ姿からラストはTシャツに短パンとギャップが面白いし、色々な映画のオマージュが溢れているとか関係なしにタランティーノのセンスにヤラれる。
2019.2.16 "駄話の必要性"
トチ狂ったように絶叫するハニー・バニーからのD・デイルで"PULP FICTION"のタイトルロールが大画面のスクリーンで堪能できた素晴らしさに歓喜!!
無駄な場面や無駄な会話、無駄なやり取り、無駄に思えるような登場人物、そんな無駄な箇所は一切無い、すべてが必要であり、センスよくテンポが良い演出でタランティーノ節が遺憾なく発揮された手腕に脱帽。
スクリーンで観れた、幸せ。
天敵、パルプ・フィクション
まず最初に、この文章は他の方の参考になるような
レビューではありませんのでご容赦ください。
題にもある通り、
自分にとってこの映画は天敵だ。
最初に観た時、面白さが全くわからなかった。
「なんだこの映画?意味わからんぞ!!」
そう思ってネットで調べてみると
色々な映画を知らないことには
この作品を評価できない、ということが判明。
己の未熟さ故に面白さがわからなかったのだ。
なのでこの映画は少し寝かせて
とりあえず他の映画を
観てからもう一度観ることを決意。
半年後、それなりの本数の作品を鑑賞し、
いよいよ意気揚々とディスクをデッキに入れ
レッツスタート。
するとどうだろう。
この映画、面白い。
絶妙に下らない会話劇が新鮮だった。
ダメっぽさがカッコイイという新たな
ジャンルも発見し、そこそこに楽しめた。
しかし3度目を鑑賞してみると、
なぜか面白くない。というよりハマらない。
理由はサッパリわからないが、
間違いなく楽しめなかった。
それでも
もう一度観てみたいと思ってしまう。
この現象は一体なんなのか。
それがわかるまで、
この映画は自分にとって
一瞬も油断出来ない永遠の天敵なのだ。
後味はいい
●チープでディープでいい感じ。
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