「この映画によりサミュエル・L・ジャクソンと ユマ・サーマンがトップ俳優の仲間入りをした。 当時キャリアが停滞気味だった ジョン・トラボルタが再評価されることとなった。」パルプ・フィクション ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画によりサミュエル・L・ジャクソンと ユマ・サーマンがトップ俳優の仲間入りをした。 当時キャリアが停滞気味だった ジョン・トラボルタが再評価されることとなった。
動画配信で映画「パルプフィクション」を見た。
1994年製作/154分/アメリカ
原題または英題:Pulp Fiction
配給:松竹富士
劇場公開日:1994年10月8日
クエンティン・タランティーノ監督脚本
ジョン・トラヴォルタ(ヴィンセント・ベガ)
サミュエル・L・ジャクソン(ジュールス・ウィンフィールド)
ユマ・サーマン(ミア・ウォレス)
ハーヴェイ・カイテル(ザ・ウルフ)
ティム・ロス(パンプキン)
アマンダ・プラマー(ハニー・バニー)
マリア・デ・メディロス(ファビアン)
ヴィング・レイムス(マーセルス・ウォレス)
エリック・ストルツ(ランス)
ロザンナ・アークエット(ジョディ)
クリストファー・ウォーケン(クーンツ大尉)
クエンティン・タランティーノ(ジミー)
スティーヴ・ブシェミ(バディ)
劇場封切りの時に見た記憶がある。
なので、30年ぶりに見たことになる。
オムニバス形式の映画だが、すべてのエピソードは犯罪がらみである。
この映画によりサミュエル・L・ジャクソンと
ユマ・サーマンがトップ俳優の仲間入りをした。
当時キャリアが停滞気味だった
ジョン・トラボルタが再評価されることとなった。
1994年のオスカーでは7部門にノミネートされた。
そのうち脚本賞を受賞した。
カンヌ映画祭ではパルム・ドールを受賞した。
その他にも多くの賞を獲得した。
冒頭、LAのカフェで強盗を企んでいるバカカップルの場面から映画は始まる。
ウエイトレスの時給が1ドル50セントだと話をしている。
時代を感じさせる。
ヴィンセントとジュールスは、
ボスの金品を横領した3人の男の部屋を訪ねる。
ボスの愛妻ミアの世話を頼まれたヴィンセントは、
食事やダンスをして過ごす。
ミアはヘロインをコカインと間違えて鼻から吸引して
昏睡状態になった。
ブッチは、ボスからボクシングの八百長試合を持ちかけられたが、裏切った。
報復を怖れたブッチは、ファビアンと逃げた。
ファビアンが父の形見の時計を置き忘れてきたことにブッチは
激怒し、ファビアンが住んでいたアパートに戻る。
アパートではヴィンセントがブッチを待っていたが、
ブッチは運よくヴィンセントから逃れることができた。
しかしファビアンのホンダでホテルに戻ろうとしたブッチは路上で
ボスに出くわしてしまう。
事故を起こし、走って逃げたブッチ。
それを追うボス。
逃げ込んだ先の質屋はとんでもないところだった。
しかしながら、質屋から命からがら生還できたボスとブッチ。
物語の場所は冒頭のカフェに戻る。
オムニバス形式の映画だが、
物語は最終的に全部つながることになった。
なるほど、こういうことか!
オスカーの脚本賞を獲っただけのことはあると感心した。
タランティーノがジュールスの友人、ジミーとしてがっつり出演している。
ボスは今ではミッションインポッシブルシリーズで
超有名になっているヴィング・レイムス。
おもしろい映画は30年経ってもまったく色あせない。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。