劇場公開日 1994年10月8日

「オシャレに見ればオシャレだし間抜けに見れば間抜け映画NO1」パルプ・フィクション 真平さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5オシャレに見ればオシャレだし間抜けに見れば間抜け映画NO1

2024年7月12日
iPhoneアプリから投稿

暇すぎて映画に手を出した大学生が一番好きな映画にあげそうなイメージがあった
実際に僕が大学生の時、鼻につくサブカル男のインスタのアイコンがユアサーマンだったので勝手に敬遠してたけどいよいよ今回鑑賞した

みてみると半分イメージ通り、半分ビックリって感じ

イメージ通りなのは、やたら色気がすごいところ
意味不明で本編と何にも関係のない雑談や笑っていいのかわからない途中のダンスも色気でもってかれてなんかオシャレに見えてくる
この良さがわかってないと、センスが鈍いと思われそうな気がしてくる
村上春樹的な沼り方をする気持ちもすごいわかる

ビックリなのは思いの外、ストーリーがシンプルだったこと
僕の嫌いなセンチメンタル逃げの映画じゃ無くてしっかりエンタメだった
なんならコメディだった。トイレ出て「あ、、、」のシーンが一番好き

オシャレに見ればオシャレだし間抜けに見れば間抜けに見える映画だった

サミュエルエルジャクソンの食うハンバーガーがうまそうすぎて、一本のバーガーキングのcmですって言われたとしても納得
あと登場人物がほぼ全員タバコ吸ってる喫煙映画
全シーン誰かしらどっかしらでタバコ吸ってるか巻いてる
スクリーン越しって副流煙とか大丈夫だよね?ってくらいモクモクしてた

タランティーノってまず名前がオシャレすぎる。キューブリックやバンクシーにも思うけど「タランティーノ好き」って言いたくなる名前してる
これがもしタランプップーとかだったらファンは半分くらい減ってるね

psあの時のサブカル男のムカついてごめんね
今僕のインスタのホーム画面はパルプフィクションのポスターになってます。ユアサーマンがベッドの上でタバコを吸ってます。セクシーです

真平