「“ペラペラ”の美学」パルプ・フィクション 77さんの映画レビュー(感想・評価)
“ペラペラ”の美学
超有名作品ですが初見でした。
『パルプ・フィクション』=くだらない話。なるほどこういう感じだったのねw
よくよく考えたらタランティーノ作品じっくり観たの初めてな気がするので、着いていくのにいっぱいいっぱいだったんですがまた映画の新しい楽しみ方を教えてもらいました。やっぱり映画って最高だわ〜と思わせてくれたタランティーノに拍手。
今のところは超ツボにハマったという感じではないんだけどこれきっと二回目はもっとクセになりますね。というかもう既に、常に流してもっとハマりたい気分。
【手の込んだお気軽大作】とでも言いましょうか。w “バイオレンス”と“ゆる〜い”がまさかの同居。
最初は、冒頭のシーンが繋がった時は「おおー!」となったからこそもう一ひねり欲しかったなーとか考えてたけどそういうことじゃなく音楽みたいに感じて楽しめばいいだけ。本当にくっだらない話w もちろんいい意味で。この作品に関しては最高の褒め言葉です。
「…で?」という作品を見切り発車にならずこんなこだわりやセンスたっぷりに作り上げて世界発信するなんて変態的な才能がないとできないですもん。こういう頭の中を覗きたくなるような人も必要。超必要。監督の映画を愛してる感じがひしひしと伝わるからこっちも満たされるんですよね。あとは男の人だったらもっともっと楽しめた気がする。
あと好きな俳優さんがたくさん出ててそれぞれ存在感を放ってました。みんな若いw
それにしても口の悪さNo.1の映画だったw
私もぜひぜひ観てほしいです!独特の世界観にああこういうのもアリなんだって気付かされること請け合いです(^^)
嫌いな人は嫌いかもしれないけどそれを通り越して笑えてくる感じだと思いますw
(気分が乗ったら)レビューも楽しみにしてますね! よいお年を♪