「正直、刺さらなかった」パルプ・フィクション NandSさんの映画レビュー(感想・評価)
正直、刺さらなかった
前提として
・クエンティン・タランティーノ監督作品は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』だけ視聴済。
・予告は未視聴。
賞を取っていたり「面白い」とはよく聞くが、自分的にはピンとこなかった。
シナリオ的にはブッチ編が好き。でも、他のエピソードはあんましピンとこなかった。音楽もピンとこなかった。
キャストの会話とか演技とかはみんなスゴイ。特にサミュエル・L・ジャクソン。あの人、会話だけで場を繋げられるから素晴らしい。
ハッパや酒、食べ物、服装などのかっこよさもなかなか(ただちょっと汚すぎない?)。
時系列をごっちゃにしたのも、最初と最後でキャラクターの見方が大きく変わって面白い。
あと、古いとは思わなかった。どことなく新鮮というか……簡単には真似できない何かがある。センスなのか知識量なのか……
色々と批評とか考察とか読んでいる限り、様々な映像作品の引用があってオタク的な面白さが詰まっている"おもちゃ箱"のような作品だということは分かった。
刺さらなかったのには知識不足が影響していると思われる。
ので、映画通(の気分)になった時にもう一回見直したい。その時にまた、自分の中での評価が変わっていたら面白いな、と思う。
十年後ぐらいにもう一度観たい、そんな作品。
さて、今日の晩飯はバーガーとスプライトだ。
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