パリの灯は遠く
劇場公開日 1977年9月23日
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ナチス占領下のパリ。同姓同名のユダヤ人と取り違えられ、そこから抜け出そうとする主人公ロベール・クラン(アラン・ドロン)。もう1人のクランを探すうちに深みにハマっていく。面白い趣向の映画でしたが、中途半端に不条理な感じだった。(私の理解が足りないのかも笑)
怖い
知的
全編に陰鬱で暗いムードの漂う映画。国外に亡命するユダヤ人相手にあこぎな商売をしていたクライン氏が同姓同名のユダヤ人に間違えられてユダヤ人ではないかと嫌疑をかけられてしまう。もう1人のクライン氏を探しながら自分が負のループに巻き込まれていく。アラン・ドロンも40歳で往年の美しさに翳りは見られるが、抑制の効いた渋い演技を見せてくれる。古くささを感じさせない秀作。
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