劇場公開日 2013年9月28日

「ローマの休日を除けば、一番美しくオードリーを撮れている作品」パリの恋人 あき240さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ローマの休日を除けば、一番美しくオードリーを撮れている作品

2019年4月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

オードリーがとにかく美しいです
ローマの休日を除けば、一番美しく彼女を撮れていると断言します
ただただその美しさ、かわいさにキュンキュンし通しでした

小さくて、華奢で、知的な女性という設定がぴったり
グリニッジビレッジの本屋での野暮ったいようで実はグレーとブラックで統一したシックな服がまたお洒落で似合うこと!
そして初めてドレスアップしてのカメラテストのシーンは腰を抜かすほどの美しさ
パリでのグラビアロケシーンでもオードリーの魅力を全力で撮っています
駅での蒸気機関車を前にアンナ・カレリナをモチーフにグラビア撮影するシーンなどは彼女の涙にため息がでました

本作は歌やダンス、パリの風景もちろんオードリーの美貌が称賛されるのですが、並んで凄いのは
衣装と美術の素晴らしさです
とても60年以上前の作品とは思えないファッショナブルな華やかさが作品全体にあります
衣装は高名なイーディス・ヘッドの才能が炸裂しています
美術やカメラはスタンリー・ドーネン監督の辣腕であると思われます

オードリーの歌や踊りは十分良いのですが、フレッド・アステアとケイ・トンプスンが別格過ぎて一段落ちて見えるのは辛いところ
本当の芸人のそれも世界一の名人の切れのあるショーダンスは正に異次元レベルなのですから
とはいえカフェでの前衛的なダンスは様になっています

本作はパラマウント作品ながら、全体の味わいは正にMGMの王道ミュージカルです
ミュージカル好きなら外せません

マギー編集長は「プラダを着た悪魔」のミランダ編集長の元ネタですね
オマージュどころかそのものです
お話もファッションに無縁な知的なヒロインがいつしかファッション業界にどっぷりつかるけれども最後は愛を優先するというお話も本作が下敷きにされていると思われます

とにかくハッピーになれます

あき240