「華麗なるスタビスキーの最後を演じるベルモンドの野心」薔薇のスタビスキー Gustav (グスタフ)さんの映画レビュー(感想・評価)
華麗なるスタビスキーの最後を演じるベルモンドの野心
アラン・レネが1930年代の不安定な時代に生きた野心家アレクサンドル・スタビスキーを華麗に描く。ジャン・ポール・ベルモンドが製作を兼ねる出演作品ということで、これまでのレネ作品の地味なタッチはなく、華やかな社交界に生きたスタビスキーの記録映画。ベルモンドが演じたい為に、監督をレネに依頼したと想像する。名優シャルル・ボワイエ、フランソワ・ペリエ共演の上品で贅沢なフランス映画に仕上がっている。
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