「沸々と幸福感」バベットの晩餐会 カルカソンヌさんの映画レビュー(感想・評価)
沸々と幸福感
全ての出来事が、素晴らしい食事に集約していく様は秀逸。
しかも
食事の際に会話はせず、亡き牧師とこれまでの歩みのみ話すようにさしむけられた構成により、隣人愛や人生の素晴らしさが中心に据えられ、豪華な食事はそれをそっと補助する位置に留められているのがにくい演出。
本人達はどれだけ高級か分かっていないところもよい。
さすが午前10時の映画祭選出でした。
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全ての出来事が、素晴らしい食事に集約していく様は秀逸。
しかも
食事の際に会話はせず、亡き牧師とこれまでの歩みのみ話すようにさしむけられた構成により、隣人愛や人生の素晴らしさが中心に据えられ、豪華な食事はそれをそっと補助する位置に留められているのがにくい演出。
本人達はどれだけ高級か分かっていないところもよい。
さすが午前10時の映画祭選出でした。