「12人分のフルコースの値段」バベットの晩餐会 ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
12人分のフルコースの値段
NHK BSプレミアムの放送で。出だし2〜3分を見逃した。でも、お話そのものはシンプルなので、理解できた。
牧師の娘2人が、清らかすぎて怖い。いくら田舎とはいえ、こんなにも慎ましく禁欲的でいられるのだろうか。いやいや、自分と比べるのがいかん。私なんて汚れちまってるよ。
そんな姉妹のもとにやって来た、フランス人女性バベット。実は料理人で、姉妹の開く晩餐会のために、宝くじの当選金1万フランを使って、自らフランス料理を提供すると申し出る。
海亀のスープ、ウズラのパイ包み、ワイン、デザート。他にもあったかな。ワインはけっこういいものっぽい。1万フランを12人で割ると、1人833フラン。日本円で15,000円ほどか? もっとか? なかなかいいお値段。
おいしいものを食べれば、機嫌が良くなるので、今までいがみ合ってた村人たちが、仲直りする。人間って単純(笑)
バベットって、マネの「フォリー・ベルジェールのバー」の女性を彷彿させる。そっくりではないけど、雰囲気が似てると思う。
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