「可愛くて愛おしい宝物のような映画」バッファロー'66 ともさんの映画レビュー(感想・評価)
可愛くて愛おしい宝物のような映画
初鑑賞!なんでもっと早く観なかったんだろう〜!
心が動かされたとか、人におすすめしたくなるとか、そういう映画では私にとってなかったけど、自分の中に宝物としてそっととっておきたいような映画だった…
どうしてなのだろう…
ビリーがどうしようもないと思われてしまうようなキャラクターだけど、もがいていて、憎めなくて、可愛くて、愛おしい人物だったからかなぁ〜
刑務所帰りで…とか誘拐のくだりとか、スコットを殺すつってピストル持ってのくだりとか、不穏な雰囲気もあったけど、なんだかんだでビリーも周りの人々もとっても優しくて、「愛は全てを救う」みたいなあったかい話だったのも良かった。
実家に行った時に、「この親があったビリーがあるんだな」と納得な感じだったのもよかった。ビリーが、ずっとなんとも言えない顔をしてるのも可愛かった笑
言い合いとか両親の癖とかが絶妙に毒親っぽいんだけど、やっぱり両親も憎めない可愛さがある。
ラストのビリーの浮かれ様も、とーっても可愛かった。
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