「粗暴で優しい男」バッファロー'66 ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
粗暴で優しい男
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こんな男のどこがいいのか、逃げるタイミングはいっぱいあるのに、なせ逃げないのかと、最初はそんな気持ちで見ていた。
しかし、男の家に行ってみると、なんとも自分勝手な両親の家庭環境から孤独な男の心に触れて少しずつ心を寄せるようになる。
粗暴で短気で暴力的であるのにとても女性には純粋で奥手。映画が進むにつれ、観ている側の彼への感情はレイラに寄り添っていく。母性本能をくすぐられるってこのことかも。
そして、予想外にあたたかなラストに癒された。
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