「未亡人には土地の権利書も役に立たない。」バッド・ガールズ kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
未亡人には土地の権利書も役に立たない。
オレゴン州では男尊女卑なのか、アメリカ全土がそうだったのかわからない19世紀末。夫を亡くすと娼婦に身を落とすしかないという職業差別も感じられる。などとできるだけ社会派メッセージを探そうとしたけど、やっぱり女ガンマン4人組という異色西部劇の一言なんだな~
ドリュー・バリモア演ずるリリーだけは過去を語らなかったようだけど、綺麗なブロンド娘なので一番目立ってしまいます。脱いでるのも彼女だけ。マデリーン・ストーよりも存在感があった。それでも愛に飢えていたのはアンディ・マクダウェル。4人の中でもずっと無難な位置だった。保安官に捕まっても、きっちり愛をもって接しているし。
マクダウェルが演ずるコーディがリーダーで、彼女の元愛人の悪玉キッドが4人の夢をぶち壊そうとする。なんやかんやで誰かが逃げ遅れて捕まり、人質交換という展開。この繰り返されるプロットが少々飽きさせる原因だったけど、ドリューの思いっきりの良さと幸せなラストに加点してしまった。
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