バックドラフトのレビュー・感想・評価
全7件を表示
父の遺志を継ぎ消防隊員となった兄弟。火の海で見た人物は・・・・。
はじめての鑑賞
映画は見たことないが、大阪のUSJでバックドラフトのアトラクションは経験済み
(この映画のアトラクションだったんだな)
消火活動中に殉職した父の跡を継ぎ
消防隊員となった主人公『ブライアン』
同じく消防隊員である兄『スティーブン』は
弟を自分が隊長を務める消防隊に配属する
優秀な兄の活躍を目にし
思うように活躍できない自分にいら立つブライアン
自信を失ったブライアンは現場を離れ調査室勤務を選ぶ・・・
という物語
ブライアンの離れた消防隊では
火災現場で発生する「バックドラフト」によって
死者・重傷者が続出する
調査が進むと、人為的に仕組まれたバックドラフトの疑いが明らかになる
もちろん、火災現場に詳しい人間が疑われるのだが・・・
オンリー・ザ・ブレイブのような消防隊員の活躍を描く物語と思っていたが
消防施設の土地に絡む利権がらみの謎解きが始まる
なかなか面白い
ドラマ『ハヤブサ消防団』を見た時もだが
若いころ20年間ほど消防団員だったことを思い出した
研修では現場で起こるバックドラフトの危険性を学んだし
火災現場で放水したこともある
ホースが暴れるシーンはとてもリアルだった
映画自体は面白かったのだが
目と耳が疲れた
現代のおとぎ話 天使が舞い降りた 誠実さとは?責任感とは? 仕事や...
現代のおとぎ話 天使が舞い降りた
誠実さとは?責任感とは? 仕事や仲間や子どもや兄弟や妻へ
自分で自分をネグレクトして、もちろん周囲に当にできる奴などいなくて、
自分の中に兄のような第2の自分を作り自分を助けてあげること
ホストやバーの店員ではなく本当の思いやり愛情とはこういうこと
アメリカ人でこういう人おったんか もっと情にはドライ、個人主義だと思ってた
裏切った仲間とともに最後まで一緒にという姿勢 結局一人助かって救急車まで行ったけど最後絶命でも側に弟がいた 硬派な兄とモテる弟という関係
消防士に根付くアイルランドの文化が異様に目立つ踊りトリニティダンス
文化とは本来いびつなものなのか
途中に歌が入るこの時代の青春映画の特徴なのか
最後弟の満たされた表情のアップで終わる素晴らしい
兄を思い出しながら自分の仕事生き方に誇りを持っている感じがよく伝わった
自然と感動する こんなに素直に感動する映画は久しぶり
ロン・ハワード監督が上手だから でもカメラワークよくわからないセリフグロテスクな映像(黒焦げ)などちょっと下品なところがあって芸術映画ではない感じがする
また兄弟BLとしても萌える二人だけのシーンがよくある反目しあってる兄の存在感や弟の優男キャラがいい感じに萌える
料理の鉄人のテーマは元々バックドラフトでした
91年の作品
初鑑賞
この作品にモロ影響を受けてクラスメートは消防士になった
監督は『アポロ13』『ダ・ヴィンチ・コード』のロン・ハワード
脚本は『バックドラフト2』のグレゴリー・ワイデン
シンプルに新米消防士が一人前になる成長を描いた青春ヒューマンドラマかと思ったらちょっと違った
でも結局のところなんやかんやで兄の遺志を受け継ぎ消防士に復帰するわけだけど
遅ればせながら『料理の鉄人』のテーマは元々『バックドラフト』のテーマだと今回知った
ハンス・ジマー作曲
『料理の鉄人』のディレクターだかプロデューサーだか知らないがこの映画にいかに感動したのか伝わってはくる
その点でいうと『メジャーリーグ』のテーマソングなのに大仁田のテーマソングだと言い張る者がYouTubeのコメント欄にいたがそういう無知って悲しい
主人公は職を転々とし兄と同様に消防士になったがそれもすぐに辞めてしまった
市議会議員のスカウトで放火捜査官の部下として異動することになった
その放火捜査官は元消防士
連続放火の被害者3人と市議会議員は繋がって
いた
3人は会計士で議員と4人で不動産会社を運営していた
シカゴの財政合理化を名目に消防署を閉鎖して
市民センターを建てて儲けようという魂胆だ
それを許さないある消防士は行動に出てしまったのだった
なんといっても火の勢いがすごい
火がリアルに怖い
迫力のある映像
エイリアンやゴーストより火災の方がよっぽど怖い
消防車の荷台の上でエッチをするとはなんて不謹慎な
村西とおるでさえそんな撮影はしていないのによくやるよ
熱いファイトでした
新人歓迎会でのスピーチに茶々を入れられニコやかに「僕の遺書から君の名を削るよ」って台詞好き
配役
職を転々としやっと消防士なったがそれも辞めてリムゲイルの部下になるブライアン・マカフレイにウィリアム・ボールドウィン
ブライアンの兄で第17分隊隊長の消防士のスティーブン・マカフレイに、カート・ラッセル
元消防隊員で放火犯罪捜査官のドナルド・リムゲイルにロバート・デニーロ
マカフレイ兄弟の亡き父親の元部下で古株消防士のジョン・アドコックスにスコット・グレン
ブライアンの養成学校からの同期の新人消防士のティム・クリズミンスキーにジェイソン・ゲドリック
スティーブンの元妻のヘレン・マカフレイにレベッカ・デモーネイ
ブライアンの元恋人でスウェイザクの秘書を務めるジェニファー・ヴァイトクスにジェニファー・ジェイソン・リー
合理化で消防士の人員を削減しようとしている市議会議員のマーティン・スウェイザクにJ・T・ウォルシュ
服役中の連続放火魔のロナルド・バーテルにドナルド・サザーランド
主役はボールドウィンだが明らかにラッセルやデニーロに役を食われた感あり
サザーランドもなかなか凄みがあった
久しぶりに見たけど、今でも通用する名作品
91年とは思えない映像。
ヒューマンドラマでもあり、サスペンスでもあり、アクションでもある。
シナリオも、役者も、全て良い!!音楽は言わずもがな。
決して鉄人の音楽ではない!消防士の音楽なのです。
消防士の映画で、これを超えるものは、しばらく現れないと思う作品。
見たことあるひとも、ない人も再度、見てほしい映画。
思ってた内容と全然違った…! こんなにミステリー要素があることも、...
思ってた内容と全然違った…!
こんなにミステリー要素があることも、ロバート・デ・ニーロが大活躍してるのも知らなかった。
終盤のシーンで、ブライアンあんなとこにいたのによく助かったな!?と思ったけど、まぁそんなことはいいやと思える感じだった。
「USJのやつー⭐︎」とか思っててごめんなさい。これ観たうえでアトラクション行ったら「やめてやめて、死にたくない!!」ってなりそう。
ただ、これを観て「消防士になりたい」って言う男子が多いのはちょっと謎(笑)
ある人は企ててるし…こんな理由で殉職したくないししてほしくないし…お父さんのときも、いやみんな、見て??って感じだし……
憧れを抱けるタイミングそんなあった?と思った😂
消防士物語の金字塔
兄弟の絆、ひ弱な弟の成長物語かと想像したがそんなありきたりの話では無かった、これほど大迫力の火の演出は観たことが無かった。もちろん、バックドラフト現象も本作で知りました。それもその筈、脚本のグレゴリー・ワイデンさんは元消防士。
人間が大好きなロンハワード監督ですから兄弟の微妙な関係性、戦友のような仲間の絆、別れた男女の心残りなど情感豊かに描きます。危険と隣り合わせの消防士一家のDNAを主題に火災現場での火との格闘を描くだけでも見応えのある映画になったでしょうが謎の連続放火犯を追う調査官ドナルド役に名優ロバート・デ・ニーロまで出してサスペンス要素まで織り込む大サービス。
ブライアン(ウィリアム・ボールドウィン)が狂人的放火魔のローランド(ドナルド・サザーランド)に放火犯のプロファイリングを頼むくだりは同年公開の「羊たちの沈黙」と妙に重なり、思わず唸ってしまいました。
崇高な職業を描きながらマッチポンプ的な事件の真相は後味の悪いものでしたが単なる英雄話に祭り上げず人の裏側もしっかり描くクールさはロンハワード流なのでしょう。
公開当時観ていた筈なのに消防署のペットのムク犬は忘れていた、ところどころ出てくるだけでしたがきっと彼らが火災現場から助けた犬なのでしょうと思わせる演出も上手でしたね、それにしてもトリミングやシャンプー位はしてあげればいいのにね。
消防士たちの愛と誇り
"バックドラフト" シリーズ第1作。
Blu-rayで鑑賞(吹替)。
偉大な消防士だった父の跡を継ぎ、チームを率いて勇敢に炎の中に飛び込んでいく兄、カート・ラッセル。偉大な父と兄の重圧に苦悩しながらも、消防士としてだけでなく人間としても成長していく弟、ウィリアム・ボールドウィン。
ふたりは意見の違いからぶつかることもありましたが、共に凶悪な炎に立ち向かっていく。素晴らしい兄弟の愛と絆に涙が流れました。そのカタルシスたるや尋常じゃない。ラストの兄から弟に向けられた言葉にグッと来ました。
襲い掛かる炎はまるで猛獣のような獰猛さとスピードでのたうち回りながら、全てを呑み込み焼き尽くしていく。敢然と立ち向かう消防士たちのカッコ良さに鳥肌が立ちました。
街を恐怖のどん底に叩き落とす連続放火魔との対決も見どころですが、クライマックスの火災現場シーンが圧巻すぎる。
ドラム缶がミサイルのように飛び、炎の勢いも壮絶でまさに地獄。迫力に度肝を抜かれ、命懸けの演技に息を呑みました。
火災と日々戦っている勇気ある消防士たちの活躍に想いを馳せ、胸が熱くなりました。彼らに愛と敬意を籠めて、敬礼!
※修正(2023/07/09)
全7件を表示