「炎のドラマ」バックドラフト Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
炎のドラマ
BSの録画を観ました。
シカゴ市内の主要道路を6時間も閉鎖したり、6百人を超える現職の消防士のエキストラ参加など、市全体、アメリカ全土がこの壮大なスケールの作品に協力を惜しみませんでした。
陰謀についても触れたり 大人のエッチなシーンもあって、飽きずに何度も観られる 魅力がある作品です。
ロン・ハワード監督が パンフレットで語っているのですが、「バックドラフトはアイリッシュの物語」で、「そこに氣付いてくれると嬉しい」そうです。家族の絆が強く、組織化が上手いアイリッシュの移民たちは、シカゴとニューヨークで、人がやりたがらない警官とか消防士とかの キツイ仕事に従事する人が多かった とのことです。
今作で バックドラフト現象が 世に広く知られる ようになりました。
また、消防士が 注目される きっかけになった映画です。高校生の頃、今作のVHSビデオを レンタルから借りて 同級生(彼の名前は 新作くん。苗字は ここでは教えません)の家で 一緒に観て、感動して泣いた記憶があります(新作くんが泣いた かどうかは定かでは ありません)。
新作くんは 今 消防士です。
ーーーーー 続編のこと ーーーーー
2019年に『バックドラフト2』(本編102分)が ビデオ映画として発売されました。ロン・ハワードが製作総指揮を務め、前作にも出演したウィリアム・ボールドウィン、ドナルド・サザーランドが同じ役で出演している正式な続編です。
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トミーさんのコメント
2025年7月19日
共感ありがとうございます。
付け火の犯人も同僚で、激務に耐えきれなくなったんでしょうか。あるコミュニティに変なイメージがつくのは考えものかもしれませんね、ジュウ=金貸しとか。