劇場公開日 1991年7月6日

「最後まで見るべし。」バックドラフト KIDO LOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0最後まで見るべし。

2019年1月13日
PCから投稿

感動的な物語をつくろうという意志がありすぎてシラケてしまう映画がハリウッドには多い。この映画を観始めてすぐにこれもそうだなと思った。しかし主人公の葛藤が非常によく開けていて次第にそれを忘れてしまった。これは単なるよくある名作劇場ではなく、よく描けた人間ドラマとして高く評価できる。またミステリ要素をうまく盛り込んで人間ドラマだけでなく映画としても盛り上がるように工夫されている。そのミステリドラマが入ってくるタイミングは絶妙だったな。さらには火事の現場におけるスペクタクル、素人が知らない危険な情報が盛りだくさんで驚きをもって見れたのも良かったと思う。サスペンス、ロマンス、アクションといろんなものを詰め込みすぎたのがかえってうまくいった珍しい成功例ですな。

タンバラライ
トミーさんのコメント
2023年7月10日

ラッセル兄さんの別居問題も解決する事なく強制終了、逆にリアルでした。

トミー