劇場公開日 1991年7月6日

「ただのUSJのしょぼめのアトラクションじゃない!」バックドラフト としぞーさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ただのUSJのしょぼめのアトラクションじゃない!

2018年11月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

USJのしょぼめのアトラクションね、と侮ってはいけません!

年間100本以上映画を見る私ですが、恥ずかしながら去年までこの映画を知りませんでしたが、先日テレビで放送されていたのでチェックすると…
めちゃくちゃ面白いです!最近観た映画の中で5本の指には間違いなく入る映画でした。

この映画の見どころは何といっても主人公の成長物語だと思います。主人公ブライアンの父親は消防士でしたが、ある日、幼き主人公の目の前で消火活動中に亡くなります。20年後、兄スティーブは父の後を継ぐかのように消防士になり、目覚ましい活躍をみせていますが(筋肉もムキムキで消防士一筋です)、主人公は職を転々とした挙句に、父親と同じ職を選んでひょろひょろ消防士に。入隊にあたっては楽な部署に就こうと人事部長にわいろでスコッチ1ケースをおくる何とも姑息な主人公ですが、なんと、配属先は兄が隊長を務める分隊でした。

そんな主人公が兄とどう向き合っていくのか、また、自分自身とどうなっていくのかが物語の重要なストーリーとなっています
(そして、見事に描かれていました)
もちろん、物語の表のストーリーとして、連続防火事件の犯人は誰なのか、そして犯人の目的はなにかということについても、無理なくしっかりと踏み込まれており、ミステリー・サスペンス映画としても素晴らしいと思います

以下、やや詳しく内容を書いたブログです

fanblogs.jp/toshizo01/archive/26/

ご参考までに

としぞー