「奇跡の3シリーズ完結」バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 オレさんの映画レビュー(感想・評価)
奇跡の3シリーズ完結
1985年、1955年と様々な時代にて未来を変えよう過去を元に戻そうと様々な活躍を見せたマーティとドク。その最中、突如落雷によってデロリアンとともに姿を消してしまったドク。慌てふためくマーティの下に70年前からのドクからの手紙が届く。ドクは西部の時代1885年に飛ばされて生きていた!1885年のドクを救うためにマーティは三度、1955年のドクの下に駆けていくのであった。
シリーズ完結編。2のラストで西部劇の時代に飛ばされたドクを助けにいくストーリー。改めて見ると55年のドクは1日に3つの時代から来たそれぞれのマーティの手助けをしたことになる笑。
自分が作った発明のせいとはいえ結構酷な話。そのおかげか3回目の今回に関しては状況を飲み込む早さと手際の良さが異常笑。始まって2〜30分で過去に飛ぶ笑。
過去にてようやく再会したドクはめちゃくちゃ西部での生活に馴染んでいた笑。一流の銃の腕前と西武の時代にて氷を作り出す技術(すごいののかはわからない笑)で活躍していたドクは街のゴロツキ、ビュフォードタネンに因縁をつけられ、当たり前のようにマーティもその争いに巻き込まれてしまう。
3編通しての伝統的なワンパターンは健在。気絶からのリートンプソン、ジョースタ一族とディオブランドーも真っ青のタネン一族とマクフライ一族の確執、そして相変わらずバタつく終盤のタイムトラベル笑。
そりゃもちろん1に比べれば質は落ちるかもしれないがまったくのワンパターンではない点に関しては評価できる。それは今回主役がほぼドクであるということである。60手前にしてマーティも見ていられないほどのラブロマンスを繰り広げる笑。
初めてこの作品を観た時友達がこの女もう邪魔!とすごい怒っていた笑。しかし今見ればまあドクが幸せそうで笑。こんだけ苦労してマーティを救ってきたわけだから最後くらい報われてもいいじゃないかと思えばラストは素晴らしい出来。
未来は常に白紙なのだ!ってのは少し臭いかもしれないが締めくくりにふさわしいラスト。
クリストファーロイドはこのシリーズの続編があるなら是非とも出たいと言っていたし、マイケルJフォックスはギターが弾けるまでに回復はしているらしい(少し前のColdplayのライブに飛び入り参加し、Johnny B. Goodeを演奏したらしい)
そりゃもちろん観たいかと言われれば観たいが同じくらい観たくない気持ちも強い。近年のリブートブームに乗せられないようにしてもらいたい傑作シリーズ完結編。超面白いよやっぱり。