「女装のマイケルに胸キュンした若き日の僕」バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
女装のマイケルに胸キュンした若き日の僕
2020年映画館鑑賞29作品目
盛岡中央劇場午前10時の映画祭午後のバックトゥザフューチャー3本立て2本目
今回観るまで液晶テレビや携帯電話はあまり記憶になかった
それより実現しなかった未来のほうが今となると印象強い
車もボードも飛ばないし自動靴紐のスニーカーも自動乾燥の服も無理だった
実現したのはカブスの優勝くらいかと思うくらい
残念なのはマーティーのカノジョ役と父親役の俳優が変わっていること
しかし父親役は似た顔の役者に特殊メイクを施したためか当時は気づかなかった
それにカノジョ役はチョイ役で地味なせいか存在感に乏しく全くの別人なのに当時は気づかなかった
女優で印象が残ったのは前作今作だけだとリー・トンプソンのみ
カノジョ役は特に問題なかったがジョージ役だったクリスピン・グローバーはドクの遥か上をいく変人だったようで(^_^;)
裁判沙汰のトラブルにロバート・ゼメキス監督は立腹したそうでBtt Fファンとして同情します
2015年ビフが変えた1985年再び1955年
前作に比べるとテンポが悪い
しかしあくまで前作に比べての話
あっちは星10個ほしい別格の作品
2と最近のハリウッド作品の多くと比べたら雲泥の差
猿の惑星やスターウォーズの2より面白い
絡まった万国旗があとあとに二度も役に立つのが感心させられる
また戻れなくなりドクに泣きつくマーティー
失神するドク
3に続く
バックトゥザフューチャーでのクリストファーロイドの演技はオーバーだがマッドサイエンティストという設定なんだからOK
キャラによっては自然な演技が物足りなくかえって不自然になるのかもしれない
だから『進撃の巨人』のハンジ役を務めた石原さとみの芝居は正解