「妄想力が凄い」π パイ ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
妄想力が凄い
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1999年の公開当時、今は無き渋谷のシネマライズで本作を鑑賞しました。確か20時とかの遅い時間帯の上映で上映期間も短かった記憶があります。その時の感想が、「監督はジャンキーなのかな?」です。それくらい、ぶっ飛んでいたと感じました。今となっては、私はダーレンのファンなので、この機会に改めて25年振りにデジタルリマスター版をスクリーンで再鑑賞しました。
今観てもカメラも音楽もかっこよく作品の世界観にあっていました。主人公の恐ろしい妄想が初鑑賞の時にジャンキーっぽく感じていたのかもしれません。
ダーレンの作品は、何かに取り憑かれた様なパラノイア的な主人公が多いですが、これはダーレンがユダヤ教徒だからでしょうか。何でこんなに自分を追い詰めるのか、、、これはユダヤ教の教えに起因してるっぽいと後に知りました。確かにユダヤ人監督の作品は、こういう追い詰められ系が多い気がする。
数式、経済、株式はユダヤ人の得意分野ですし、この数式が分かったら人生勝ちですが、最終的には破滅してしまったのが《レスラー》《ブラックスワン》と似ていますね。天才が破滅するまで追い詰められる物悲しさが私の好みでした。
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NOBUさんのコメント
2024年3月30日
こんにちは。
今作を映画館で公開時に鑑賞された。で、今日も映画館で上映していて鑑賞された。
大都会は、凄いですね。
私は、天才が破滅する寸前まで追い詰められる映画を観て来ました。
面白かったですね。けれど、疲れたので今日は夕食を食べたら、早めに寝よう。では。