「すごくよかった」ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
すごくよかった
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マーロン・ブランドなんかにこだわらなければいいのにとしか思えない。もっと原作イメージに近い、風格があって痩せた役者を選んだらどうなっていたのだろう。マーロン・ブランドも痩せてこない上に原作を読んでもいないくせに、出演料をふっかけて、ひどい人だと思った。そんなことをしていたらいつかバチが当たるぞ、と思った。
コッポラの奥さんが作っているせいか、奥さんがとても出来た人物に見えた。自分で作っていてそんななのもどうかと思う。
スケールの大きい世界と狂気が覗けてとても楽しかった。
後に公開される『特別編』で使われた映像がけっこう入っていたような気がする。『特別編』のクライマックスについては触れられていなかった。劇場公開版のモヤモヤする結末の苦労が面白かった。
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