肉体の悪魔(1971)のレビュー・感想・評価
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信仰のない人間から見ると
尊敬される司祭が街の女と見境なく関係し、抑圧された修道女らは素っ裸になってキリスト像を引き倒して抱き付く。それがしっかりしたセットと美術で描かれる。史実とはいえ、50年前にキリスト教文化圏でこんな映画を公開すれば、そりゃあ騒動になるよな。
ただ、21世紀の日本から信仰の無い人間が見ると、仰々しい空騒ぎにも映る。
ヴァネッサ・レッドグレイブがこんな映画に出ていたのは意外だった。でも、彼女らしいと言えば彼女らしいのか。
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