「悪意と悪魔」ニードフル・シングス としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
悪意と悪魔
この作品ら小説は随分昔に読んだのだか、
実写版は初めてでした。
キング作品は数多く実写化されていますが
まあ、ひどい作品が多く、あまり期待すると
がっかりした経験の方が多い。
んでこの作品はといいますと、
個人的ではありますが正直珍しく平均点。
傑作では無いが、悪くもない。
ストーリー展開とBGM、映像は
悪くないですし、俳優も悪くない。
正義感が強く、実直な保安官に
エド・ハリス。
謎の老店主にマックス・フォン・シドー
この二人の戦いはなかなかの見応えあり。
スティーブン・キング作品は悪魔を
様々な形で表現している。
今回も人間の本質と悪意を問うテーマと
なっている。
詳しくは書きませんが、巧妙な言葉と
欲望にとりつかれ、つい魅力的なオファー
に答えてしまうと後はまあ、常識では
不幸になりますわな。
最後のオチはビックリの原作ぶち壊しなので
両方楽しまれるのも有りかと。
原作ファンは見ない方が良いかなあ。
としぱぱさん、
ご無沙汰してます、浮遊きびなごです。
終盤スゴいことになっちゃいますけど、
僕もなんだかんだで本作を楽しめたクチです。
教会とか最後のあそこの爆破シーンとか、
上手いし迫力あるなあ、と(笑)。
クライマックスのBGMとか、気弱なオバサンが
どんどん壊れていくシーンのBGMとか、
かなり盛り上がりました。
エド・ハリスvsマックス・V・シドーなんて
今考えればスゴい顔合わせですし。
店主のゴーントさん、いいキャラですよね。
人を惑わす悪意あるキャラは、
あれくらい魅力的じゃないとですね。
余談ですが、僕が原作読んでいた時に
ゴーントさん役で思い浮かべていたのは、何故かヒゲを
たっぷりたくわえたゲイリー・オールドマンでした。
返信お気になさらず。ではでは!
そういえば未だに『ガタカ』は観てないことを
思い出しました。今度観てみます。