ナチュラル・ボーン・キラーズのレビュー・感想・評価
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DVD200円ゲットシリーズ。こいつはヤバ過ぎ。 タランティーノ原...
DVD200円ゲットシリーズ。こいつはヤバ過ぎ。
タランティーノ原案、もうそれだけでヤバい。芸術を重んじる彼と対立し、作品に完成度を求めたのがオリバー・ストーン。もう激ヤバ(笑)
狂気の殺人カップル。実在のモデルがいたという彼等はもちろんヤバい。しかし、両親、刑事、刑務所長、キャスターとクズばかりなので、なぜか彼等がどこかピュアに思えてしまうのだ。
感化されるバカがいたらヤバい!と思ったが時すでに遅し。もう世界中にそんなバカどもが多数。
こいつは見る人間を選ばねば、いや封印せねばならぬ作品かもしれない。ということで評価は低めにしておきます。食い入るように見てしまいます。やっぱり人間エロとグロが大好物(笑)
カマキリのような殺傷本能
昔カマキリや蜘蛛に虫を与えて、彼らがどう虫を殺して食らうのかを観察したことがあった。
人間の殺傷本能という暗部をあぶり出したこの映画は、傑作とはなり得ないが1つの教訓を残す。「人はその育ち方で、善人にも悪魔にもなり得る。そして人は誰でも人を傷つける本性を心のどこかに宿している」と。
めっっちゃクール!しかしタランティーノが恋しい…
何があっても殺人はダメっていう理屈抜きに見れば二人の世界にどっぷり浸れると思う
ウディハレルソンはどの映画よりもクールだったんじゃないかな!?ああいう役は正直似合わないけどだからこそ愛嬌のあるキャラに仕上がってた。ジュリエットルイスもここまでセクシーに見える映画あったかな!?腹とか超綺麗だったし、強さがまた良い。いつのまにか誰よりも猟奇的だし。
ストーリー的には、最初のゲスい男はまだ良しとするが、その他大勢を殺しといて、自分たちは暗い過去があるとか社会に虐げられてるとかいうのはおかしくない?と思ったり。あの二人を美化して描きすぎかもなと。
サブリミナル効果的なあれは必要あったんですか??最初は、え、今の何こわいこわいな感じで観れるけれども、途中からもういいわみたいになったしね。
オリバーストーンのことはよく知らないのだけれど、肌には合わなそう。
あ〜タランティーノが撮ったらもっとポップでキュートだったんだろな〜〜、、、
もっと二人をピュアに描きそう。実際パンプキンとハニーバニーのがピュアでキュートな感じするもんね、なんか今回の二人って浮気うんぬんがあるし、本当にノリで出てきちゃった感が否めないというか、、、
(キスの相性だけはよさそう)
だったらテルマ&ルイーズ的ラストを迎えても良かったのでは??と思わずにいられない…
結局最後はマスコミが勝つ(ロバートダウニーJr.)ことで、視聴者的にはもっと奮い立つものがあった気がする…
ふむ、、、もっと練ってほしいところだったかもしれない(生意気に)
悪は勝つ。ワルが悪を呼ぶ。音楽とジュリエットルイスがクール。こんな...
悪は勝つ。ワルが悪を呼ぶ。音楽とジュリエットルイスがクール。こんな終わりかただったっけ…?映像のインパクトの割に残らない映画。
猟奇的なカップル
愛し合う1組の男女、ミッキーとマロリーが殺戮を繰り返す様を描いた猟奇的な愛の逃避行的ロードムービー。
幼少期に性的虐待を受けたマロリーの件や中盤のインディアンの家にて蛇に襲われるシーンなどの要所要所でモノクロとカラーの連続やまったく関係ない背景を合成したシーンが続いたりと悪夢的な映像が連続し、正直かなり精神的にクる笑。
単純に血だらけになって暴れまわる後半の脱獄シーンの方が観やすかったくらい笑。
なので後半まで我慢して観ていただきたい。
我らがRDJの低すぎてもはや聞こえないレベルの良い声や大げさな身振り手振りなどの過剰に感じてしまうほどの演技で後半の流れを持っていき、逮捕されマロリーと離れ離れになってしまったミッキーが彼女と自由を取り戻すために1人脱獄を仕掛けるシーンにてRage Against The MachineのBombtrackとTake The Power Backのミックスが流れるまでが最高の流れだ笑。
あとはもう血だらけ、暴力だらけ、トミーリージョーンズ唾飛ばしまくりで笑えるシーンの連続だ笑。
そんで最後まで見終わってクレジット眺めてる時に原案クエンティンタランティーノと観てやたら納得した覚えがあるなぁ笑。
ヒットしたのが不思議
なにもイイとろこがない。初めの5分で「あれ、アマチュア監督かな?」と思ったらオリバーストーンだった。そういえば腐ったタイのような作品だったかもしれない。ねらいどころとしては「時計じかけのオレンジ」と「ワイルドアットハート」だと思うが大失敗作にしかなってない。才能のカケラも感じられなかった。
サイコパスの原罪
無駄にバカクレイジーでバイオレンス、スタイリッシュでサイケな映像とアナキズムはタランティーノ×オリバーストーンって感じ。主演のウディ・ハレルソンはゾンビランドのイメージが強いがクールだった。脇を固める役者も素敵。
この映画が流行った当時はまだヴィレバンにもキノコ売ってたなぁなんて思い出してなんか映画テーマと重なった。
エンドロール家族団欒で爆走する彼らの姿が微笑ましい。
アイアンマンと缶コーヒーBOSS
MTV風と表現されタランティーノの原案での話題よかベトナム戦争の経験者でジャンキーだったO・ストーンのイカれた映像の数々にはスクリーンにも映え脳内の刺激が堪らない狂った演出が最高。
ロバート・ダウニーJr.にT・L・ジョーンズが一番良い演技をしているし当時は勢いのあったJ・ルイスの可愛らしさも素晴らしくW・ハレルソンも若い。
後半はモタつく感じもするがタランティーノが撮ってたらお洒落な感じでそれこそMTV雰囲気プンプンそう。
「スカーフェイス」のTV映像も堪らなく脚本書いてるO・ストーンで次回の「Uターン」も良し。
二人の愛が美しい。
10年以上ぶりの鑑賞。
前半は面白いんだけど、中盤あたりから退屈を感じるので★少なめ。
全体的にわちゃわちゃしています。
タランティーノのを求めて見るとやっぱり違いますね。
見た後の面白かった〜!に欠けます。
だけど、嫌いではない。
最後まで殺しまくり。
エヴォリューション映画としてほんとに凄い。
何故オリバーストーンともあろう人がこんな映画を撮ったのかわからない。
なんだか狙われた作品というような気がしないでもない。
エヴォリューション映画として最高!
低評価となっているのはみんなエヴォリューション映画を理解していないからだと思う。
昔付き合いのあった友人はバカ映画として最高に面白かったといっていたが、エヴォリューション映画というよりはそっちの方が納得行くひょうげんなのかもしれない。
これはオリバーストーンの狙ったエヴォリューション映画なのだ。
オリバーストーンが「いい映画撮りますねぇ」から脱却したかったその表現の方法として取った素晴らしい作品だということができるだろう。
というのは今思えばであって、昔は普通に楽しんだ。
ビデオで借りたと思うので、96年ごろじゃないか。
究極のアナーキズムに不覚にも心が晴れました
1994年アメリカ映画。119分。クエンティン・タランティーノの原案をもとにオリバー・ストーン監督が映画化した社会派バイオレンス・ロードムービーでございます。ハリウッド映画の問題児タランティーノの当時の頭の中が垣間見れる作品。
内容は、近親相姦されていた女とそれを救った男の逃避劇。二人はハイウェイ666(!)をひたすら車を走らせ、道行く人を片っ端から殺していきます。しかし、そんな二人の姿は、大衆の心にカタルシスとなり、ヒーローへと祭り上げられていく。そんな二人はどのような終着点に辿りつくのか、または道半ば倒れるのかといった按配でございます。
脳裏にこびりつくサイケデリックな描写をこれでもかと観させられたのに、不謹慎にも心がすがすがしくなれる作品です(本当に不謹慎!?)。とういうのも、本作は殺人を犯し続ける犯人たちの姿に、不覚にも心の中のなにかが疼くからなのです。
それは「体制」によってでっちあげられたこの世の公明正大さ、大義名分、美辞麗句に対して、この二人はどこまでもアウトサイダーなのだからでしょう。わたしも含めた多くの人は長く生きていくにつれ、臆病になり、そして長いものに巻かれていくことを疑問を抱くことなく受け入れていくようになる(そうしないと生きていけないから)。それでも、テレビをつけると着飾ったタレントさんたちが過剰にこの世の素晴らしさを歌いあげている姿に、心のどこかでしらけているのも事実。
そんなわたくしが常日頃悶々とさせている不満を、本作はものの見事に憂さ晴らししてくれるのです(それにわたくしにはそんなことする度胸ないし)。本作はとても危険な映画ですが、それでも大衆娯楽として成功しているのは、全編を通してコミック仕立てにしていたからだと思います。本作は、突き詰めるとエスプリの利きまくったコメディだと思います。
主演二人もさることながら、ロバート・ダウニーJrとトミー・リー・ジョーンズといった脇役人の名演技もこの映画を支えています。
タランティーノは現代のセリーヌのような人ですね。
念のため、おすすめはしない映画ではあります。
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