「相性」ナチュラル・ボーン・キラーズ ざむざむさんの映画レビュー(感想・評価)
相性
ストーン監督、タランティーノ脚本とはすごい取り合わせである。本来タラちゃん流のユーモアで中和されるはずの暴力描写に、「プラトーン」の社会性がぶち込まれるので、凄惨さがいや増す。堪えられないので暴力を正当化している理由を探してしまうのだが、タラちゃん脚本にはそんな親切心などない。ますます腹がたつ。ただし、残酷さや暴力から目を逸らすなというリベラル派ストーン監督のメッセージが伝わるので、あえて傑作といいたい。
コメントする