おもしろかった。予想外に。
さすがイタリア映画?ノリは軽いのに味わい深い。
主人公の二人、外見は一応魅力的だけれど、綺麗すぎずカッコよすぎず、内面の不完全さや不安定さをも感じさせる雰囲気が絶妙。人間の弱さと強さ、美しさと醜さが同居している感じ。
男と女なんて、周囲に大勢いるから、誰が好みかという選択肢の悩みが出てくるだけで、もし相手が一人しかいなければ大抵はこうやって愛し合えるんでしょうね。あまりそんな境遇は想像したくないけれど!
人間は潜在的にいろんな可能性を秘めている。いろんな制約のもとでは開花できないだけだ。
そんなことを思った。