「赤と黒」ドラキュラ(1992) ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
赤と黒
東京都現代美術館の石岡瑛子展が見たかったが、チケット購入に100分待ちという混雑ぶりだったので断念。仕方ないので、石岡さんが衣装デザインした映画を見ることに。
タイトルが黒バックに赤文字、書体がおしゃれ。物語はそれほどひねってない。が、アカデミー賞を受賞するだけあって、衣装やメイクなどはさすがのクオリティ。闇にうごめく存在だからこそ、あの真紅のガウンが効き、伯爵の高貴さも表現されている。ルーシーの白いドレス、ミナの緑色のドレス、夜中にふらふらする女の子ふたりは体のラインが微妙に透けるオーガンジー。みんなきれいで、作品世界を引き立たせている。
ドラキュラという古くから伝わる怪物を使って、エロスとタナトスを描いたコッポラ。悲しくも美しかった。
今晩は
うわわ・・。 この作品にコメントを頂けるとは・・。
(どーせ、このコメントは直ぐに見えなくなるから・・)
この作品は、現在の家人と一緒になる前に初めて一緒に観た映画でして・・。
我ながら、何故この作品を私はチョイスしたのか! 今ならば(未鑑賞ですが)『ライアーライアー』のような映画に何故しなかったのか! と言う程、ナカナカな映画でございました・・。(ウィノナ・ライダーが好きだった・・。)
あの、魔女たちの複数の首を手に持ったアンソニー・ホプキンスが登場した瞬間、隣席に座っていた、現在家人の体温が一気に下がったのは、覚えています・・。
面白かったのですがねえ・・。
では、又。
追記:家人は「聖飢魔Ⅱ」のファンでありました・・。ダミアン浜田在籍時のファーストアルバムは傑作である!と申しております。(同感。似た者同士・・。)
おバカですいません・・。ちなみに、現在では考えられない、当地でも劇場が満席だったことも、良く覚えています。