トーマス・クラウン・アフェアーのレビュー・感想・評価
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知的な人間による華麗な犯罪
ピアースブロスナン扮するクラウン投資社長トーマスクラウンは、美術館からモネの絵を見事に盗んで ご機嫌に家で眺めた。
室温を5℃上げて絵を盗むなんてテクニシャンだね。知的な人間による華麗な犯罪。トーマスクラウンをリストに挙げたレネルッソ扮する調査員キャサリンバーニングも直接アタックするなんて大したものだ。ふたりの直接対決の展開だが、レネルッソがちょっと老けてて見えてときめく様な事はなかったのが極めて残念だな。でも体当たり演技は良かったね。
驚きの関係度の高さ
90年代らしいわかりやすさ
恋愛迄のエピソードが足りない。
億万長者で美術品専門の泥棒と女性保険調査員が、華麗なトリックと推理を屈指した知恵比べと恋の鞘当てをするラブ寄りのサスペンス。
スティーブ・マックイーン主演の「華麗なる賭け」のリメイクだそうです。
冒頭の絵画窃盗シーンはリズム感もスピード感あり、映画に引き込まれていきます。
ヒロインの推理も無理がなく的確で、推理ショーとしても楽しめる作品です。
ただ、肝心のラブストーリーが物足りなく感じます。デートシーンは幾つかあったのですが、二人が惹かれ合うには少しエピソードが足りなく、無理くり恋愛映画にしてしまったように思います。もう一つ位両想いになるストーリーを入れたらラストがもっと引き立ったかもしれません。
DVD200円ゲットシリーズ。リメイクのようだ。オリジナル未見。 ...
前半の軽い娯楽から後半は真剣に
総合:75点
ストーリー: 70
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 75
音楽: 70
スティーブ・マックイーンの「華麗なる賭け」のリメイク版である。しかし犯罪は現代風に洗練され、取り締まるほうもハイテク装備で待ち構える。犯罪も映画の見せ場として趣向を凝らしており、どうやって犯罪を成功させるかをしっかり描く。このあたりはオリジナルの「華麗なる賭け」よりもレベルが高い。
前半は主演のピアース・ブロスナンは最初は007の役柄そのままに軽いスマートな態度でかつどこか茶化したように演じる。少年の心を持った大人が真剣にゲームを楽しんでいた感じのマックイーンとは雰囲気はかなり異なる。ルッソもまだ余裕の態度でゲームに参加するという雰囲気である。
後半からはブロスナンもルッソもだんだんと真剣になってきて、映画全体に緊迫感が出てくる。仕事と本当に相手を信じていいのかという思いに揺れる心情が表れていて面白い。
ピアース・ブロスナンはまり役!!
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