「SF+αの盛り合わせ!」トータル・リコール(1990) こたーさんの映画レビュー(感想・評価)
SF+αの盛り合わせ!
記憶を取り戻したスパイが、敵対勢力に追われつつ火星に行き、ミュータントや様々な人種が入り乱れる中、アクション、ラブロマンスまでこなす。
映像は古いながら、SFチックなテクノロジーなんかも沢山出てくる(あの映像が出る電話が特に好み)。昔ならではのハリボテ感はあるけれども、違和感はそんなに感じなかった。今見てもうまく近未来感を演出できていたんじゃないかなーと思う。
そんな闇鍋チックな今作の見どころは、途中からこれは夢か?現実か?という謎まで出てくる。結局最後まで名言はされなかったが、それなりに映像の中に考察できる余地を残してくれていたのがポイント高い。
これだけの要素詰め合わせだと、夢なんじゃないか!?と思いたくなるところ。
ゴア要素は多めで、変装シーン、目玉が飛び出すシーンなんかも衝撃的。記憶に残る良いSFなのでは。
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