遠すぎた橋のレビュー・感想・評価
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0134 お上の顔色を窺うと碌なことにならん
1977年公開 ジョンアディソンのマーチにのってオールスター大集結。 ロバートレッドフォード10分の出演で200百万ドルギャラ。 総製作費90億円 ただ中身はさっぱりわからん。 顔を知っているスターが出てくると あーここは繋がってんねんな、とわかるが なかなか難解でした。 70点 テレビ初鑑賞 1978年10月11日/18日『水曜ロードショー』
とてつもない戦争映画!
1977年公開。 封切と同時に劇場で鑑賞したが、あの映画を予備知識ナシに一回で理解できる人は地球外生命体と言えるのではないだろうか。。。 人名、地名、国名、所属部隊名、上下関係…etc 史上最大の空陸連携を実現し、華々しく大失敗に終わった「マーケット・ガーデン作戦」について詳細に理解した後に見ても、かなり苦労した。 この『遠すぎた橋』と『史上最大の作戦』は、完全にミリタリーマニア向け映画だ。 公開直後、洋の東西を問わず酷評され、賞らしい賞は何も得られなかった本作。 それでも私は戦争映画ジャンルでナンバーワンに挙げたい! ◆製作費分野でナンバーワン ◆主役級俳優の質と量でナンバーワン ◆リアリティー追求でナンバーワン 「戦争映画の三冠王」と呼ばせていただきたく。 評論家や観客の大多数は、「いや、わかりにくすぎやろ」と不満を感じたわけだが、私に言わせれば、「わかるまで見ればええやん」なのだ(笑) 監督のリチャード・アッテンボローは、名作『大脱走(1963年)』で準主役「ビッグX」ことロジャー・バートレッドを演じた人物だ。 後年、本作の低評価を見事にはねかえして、『ガンジー(1982年)』でアカデミー賞作品賞と監督賞を獲得した。 『遠すぎた橋』の製作費は、当時のレートで90億円。 巨額の製作費、贅沢にスターをキャスティングしただけに公開前から話題性は十分で、興行的には余裕の黒字だったようだ。 しかし、当時のお金で90億円、領収書だけでも大変な量だったに違いない(笑) いったい、何に使ったのか? 答えは、ギャラと兵器・被服などミリタリーグッズだ。 当時のパンフレットで「14大スター」と紹介された主だった出演者だけピックアップしても、 ◆ロバート・レッドフォード『明日に向って撃て!』 ◆ジーン・ハックマン『フレンチ・コネクション』 ◆ローレンス・オリヴィエ『ハムレット』 ◆ライアン・オニール『ペーパームーン』 ◆エドワード・フォックス『ジャッカルの日』 ◆エリオット・グールド『M★A★S★H マッシュ』 ◆マイケル・ケイン『アルフィー』 ◆ダーク・ボガード『ベニスに死す』 ◆ショーン・コネリー『007シリーズ』 ◆ジェームズ・カーン『ゴッドファーザー』 ◆アンソニー・ホプキンス『八点鐘が鳴るとき』 ◆ハーディー・クリューガー『バリー・リンドン』 ◆マクシミリアン・シェル『オデッサ・ファイル』 ◆リブ・ウルマン『叫びとささやき』 多すぎますって(笑) ちなみに最高額のギャラを得たのは、米第82空挺師団第504連隊第3大隊長クック少佐を演じたロバート・レッドフォードで、6億円だったと言われている。 戦闘シーンや膨大な車輌、兵器類もCGではない。 ホンモノかホンモノを擬したハリボテだ。 そりゃあ、カネがかかるはずだ。 次に、リアリティーに関して。 迫真の戦闘シーンや隙のない所作を再現できたのも、現代では考えられない理由がある。 英第1空挺師団長アーカート少将を演じたショーン・コネリー自身、実際の「マーケット・ガーデン作戦」に従軍していたのをはじめ、出演者やスタッフに戦争経験者がワンサカいた上に、同作戦に参加した将官・尉官クラスにも存命者が多数おり、本作の撮影に協力したからだ。 登場人物の一人である元将軍(公開時には亡くなっていた)の妻から「夫をあんな無能な人物に描くなんて!」と強硬なクレームがあったり、作戦発起人のモントゴメリー元帥が映画に現れないのは、健在だった元帥本人に忖度したからと言われている。 第二次世界大戦をこのレベルで描ける戦争映画は、もう作れない。 まだ見たことない、という方は 175分という超大作だが、ぜひ、繰り返し(笑)見てホンモノの戦争映画を感じてほしいのです。
凄くイギリス的な映画
空挺部隊を降下させドイツへ続く全ての橋を占領し
戦車部隊を駆け抜けさせドイツのドアを突き破る。
空前絶後、ノルマンディーを超える大空挺作戦が巨費と豪華な俳優陣で描かれます。
ま、題名からネタバレですが負けます。(´;ω;`)
作戦の発動理由は「たまにはイギリスに花を持たせないと…」
な、感じでノルマンディー以降連戦連勝な連合軍は勝ったつもりです。
まるで高校野球で大量得点した高校がベンチの控え連中を打席に立たせてやるような感じで発動した空前絶後の大作戦な訳です。
ですから、レジスタンスが「ドイツの戦車隊が居る」と言っても
前線の将校が「通信機が不調」と言っても「道が1本しか無いから容易に待ち伏せされる」と言っても
蹴散らせば良いやろで発動します。(o゚Д゚ノ)ノ
空挺作戦は米英で行われ最深部の橋は精鋭イギリス空挺団が受け持ちますが…
出だしの軽快な音楽が最後には陰惨な音楽となり
作戦の失敗を観る者に感じさせます。
全て終わった後に再び軽快な音楽に繋がる演出が
必死で戦って帰れなかった空挺隊員へのせめてもの手向けになったでしょうか…
アメリカ万歳の映画が量産されている隣で
そんな映画に巨額をかける…
なんともイギリス的だなぁと思いました。
マーケット・ガーデン作戦
2021年5月1日 映画 #遠すぎた橋 (1977年)鑑賞 オールスターキャストと言えばこの映画 無謀な作戦のお話なのだが、オールスターキャストなので、そこそこ華やかなシーンがあり、悲壮感が足りないし、視点がぼやけてしまってる そもそも、日本の戦争映画とは緊張感が違う でも、日本は負けたんだよね
圧倒的臨場感
本作は「史上最大の作戦The Longest Day」と並ぶコーネリアス・ライアンのベストセラー、同名小説の映画化、と言うよりほぼ史実に基づいたドキュメンタリーめいた戦争映画です。
マーケット・ガーデン作戦は多くの犠牲者を出し挙句撤退を余儀なくされた連合軍の手痛い失敗の作戦、結果論として分析すれば根拠のない楽観論、不都合な情報の隠ぺい、無線機の欠陥の看過、天候不順などいくつも出てくる、挙句には「橋が遠すぎた」という訳のわからない落ちまで出てくるのだから始末が悪い。見どころは巨費を投じた落下傘降下や戦闘シーン、もちろんキラ星のごとき出演陣も見ものでしょう、何より戦争の不条理は十分描けていましたね。
戦場にタイムワープしたかのような臨場感、3時間近い長編にもかかわらず見入ってしまいました。
大作は点で見る
昔テレビで見た。 映画スター総出演で、それが売りで、それが趣旨でもあった。 すなわち、反戦や無謀な作戦の愚かしさを啓発する意図はあったとはいえ、スターを見ることに比重が置かれていて、ペーソスを云々する映画ではなかった──と思う。 監督はリチャードアッテンボロー。 大脱走でビックXといういかつい通称ながらあまり目立たない良識人の少佐を演じていた。 ナイトをもつイギリスの映画監督だが、正直なところリチャードアッテンボローの映画には固有性はなく、総じてプロデューサータイプの映画監督だった。 しかしそれはそれでいい。かれにはスターと予算を集約できる人望があった。 遠すぎた橋は、巷でみるオールスターの冠がぜんぜんオールスターになっていないことがわかる本物のオールスターだった。 ショーンコネリー、ジーンハックマン、ロバートレッドフォード、ローレンスオリヴィエ、マイケルケイン、アンソニーホプキンス、ダークボガード、ライアンオニール、エリオットグールド、ジェームズカーン、マクシミリアンシェル、デンホルムエリオット……。 おおぜいのスターを見せる映画ゆえに、それぞれに踏み込んだ描写はなかった。 それでも、エドワードフォックスが演じたホロックス中将に惹かれた。 豪放磊落。死ににゆく兵卒の気分をまったく理解していないのにエドワードフォックスはいい奴だった。馬鹿な上司なのにぜんぜん憎めなかった。厚顔だが明朗快活で闇がないのである。 ロバートデュバルのキルゴア中佐(地獄の黙示録)はベトナムでサーフィンをしたけれど、その厚顔とは違う、歪みのない、どこまでも理想主義の戦争屋、それがホロックス中将だった。 それをほんの数分の登場時間で体現してみせたのがエドワードフォックスだった。 とりわけ地上部隊の下士官たちにマーケットガーデン作戦の骨子を説明する集会のシーン。 ホロックスは下士官の拍手に迎えられ壇上に上がる。そこには大写しにしたベルギーとオランダの地図。 徒兵と車上兵と降下部隊のみで、ベルギーからオランダのアイントホーフェン→Veghel→Grave→ナイメーヘン→アーネム。約120キロの一本道に架かる五つの橋を占領し、ライン川にかかるドイツ国境に橋頭堡を仕掛けるのが最終目的だった。しかもそれは全行程がbehind the enemy lineだった。 彼はほとんどキューに見える長い指示棒をもって言う。 Gentlemen, this is a story that you shall tell your grandchildren, and mightily bored they’ll be. 『ジェントルマン!これは君らが孫に語れる大作戦だ!まあ退屈されるがね!』 ホロックス中将はじっさいに戦うひとびとの心配をまったく気にしない。みごとなまでの体制派司令官で作戦につゆほどの疑いも持ち合わせていなかった。 The plan is called “Operation Market Garden”. “Market” is the airborne element, and “Garden”, the ground forces. That’s us. 『名付けて「マーケットガーデン作戦」。マーケットは空挺部隊。ガーデンは俺たち地上部隊だ』 Speed is the vital factor. 『もっとも重要なのがスピードだ』 ホロックス中将は作戦行程を説明し、先頭にバンドルール少佐を指名する。 指名されたバンドルール(マイケルケイン)は隣席に小言。「けっ。また俺らかよ」 「なんか言ったかい?」とホロックス中将。 Delighted, sir, truly delighted. 『光栄ですマジでうれしいっす』 この集会のエドワードフォックスとマイケルケインのやりとりを、よく憶えている。 ホロックス中将は人を疑わない。 美男だが小柄、でもなんとなくおしゃれ。たたずまいがデイヴィッドボウイによく似ていて、不思議な存在感がある。かつ単純で明朗で、竹を割ったように世の中を理解し、プラス、イギリス人のユーモアを携えていた。 で、そのときから、エドワードフォックスがおきにいりになった。 多少ざんねんなのは、この映画にちょっとだけ出てくるホロックスのエドワードフォックスがいちばんいいことだ。
史上最大の作戦失敗
Blu-rayで2回目の鑑賞(吹替)。
上が無能だと、割りを食うのは下の人間。それはいつの時代も変わらない。戦争だと、それは名も無き兵士たちでした。
上層部の希望的観測、作戦立案者の机上の空論が生み出した予断が、稀に見る史上最大の失敗を招いてしまうことに…
部隊の半数以上を犠牲にした行動が徒労に終わってしまうなど、悲壮な現状がつまびらかにされていきました。
連合軍側を賛美したような描き方がされておらず、ドイツ軍側も他のハリウッドの戦争映画と違って残虐非道な描写が無く、紳士的な面が強調されていたりと、かなり平等で真摯な眼差しで描かれているなと思いました。
※修正(2022/08/15)
「The Longest Day」の夢をもう一度と、当時のハリウッ...
「The Longest Day」の夢をもう一度と、当時のハリウッドスターや名優をズラリと並べたけれど、何とも中途半端な映画に終わってしまった。
見所は戦闘シーンではなく、作戦の準備の部分にこそあると思う
「あの橋は遠すぎた」 史上最大の作戦にも勝ろうという大作戦の実施責任者の将軍が最後に簡単に切って捨てる 後方の安全で快適な邸宅風の司令部の居室の椅子にふんぞりかえっていうのだ それも8,000人の部下を失った現場の指揮官の前で吐き捨てるのだ 大軍団を率いて後1マイルまで迫りながら、これ以上は無理とその指揮官の部隊の奮闘を見切った男だ そして上は9割方成功したと満足していると大失敗までを湖塗し、それを認めさえしない しかし彼の目はおどおどと泳いでおり決してそうは思っていない そして次のシーンはその指揮官が負傷が重く撤退できずに残してきた敗残兵達にドイツ軍が迫るシーンとなる その言葉を彼らが聞いたなら一体どう思うのか? 彼らはもはや完全に打ちのめされて無力感に放心状態になっており、自然に合唱となる讃美歌が哀れだ そしてホルスト夫人と子供達が家財道具を載せた台車を牽く医師とともにあの美しかった邸宅が見るも無残に銃火で砕かれてしまい、そこから夕焼けの中をとぼとぼと逃れていくシーンで終わる 一握りの指導的立場の人間が甘い考えで大きな事業を起こそうとする時、その配下の大勢の部下だけでなく、ホルスト夫人が代表する周囲の人々まで、果ては平和で美しかった町々が丸ごと破壊され瓦礫と化してしまうその恐ろしさ 作戦の無謀さを知らせる貴重な情報を折角探ってくれたレジスタンスの少年までも銃火に倒れてしまう皮肉もまた虚しい 本作は作戦の準備、実施、結末の三部で構成されている 勇ましい戦闘シーンはその実施の部で、結末の部では一方的に連合軍がやられるだけのシーンが続く 物量と描写は戦争映画の中でも一二を争うものだろう しかし見所は準備の部分にこそあると思う 現場の誰もがこの大作戦に危惧を抱き不安を覚えながら強硬に反対もできず、なし崩し的に作戦が実行されていく様は胃が痛くなる このようなことは大きな組織の中枢に近いところにいた者なら誰もが経験することだろう もしなければ大変に幸運か、これから経験するかだ これから大きな組織の幹部に連なろうという若い人にこそ見て頂きたい映画だ 反面教師になるはずと思う 手柄を直ぐに挙げたくて調子の良いこという新任の経営幹部や、いい加減な目論見を経営幹部に吹き込む胡散臭いコンサルタントのプレゼンに疑問をぶつける、その勇気を持つ助けになると思う 本作の意義はそこにこそあると思う
もう少し分かりやすくしてほしい
1977年に公開された映画としては、戦闘シーンも迫力あるしとてもよく出来てると思う映像は… しかし、ストーリーが複雑すぎて、ヨーロッパの詳細な地理も頭に入ってないど素人が観ると、全くついていけない…。 また登場人物もやたらと多く、やたらに長い(約3時間!)いったい誰が主役なのかも最後までわからなかったので、あまり感情移入できず…。 史実に基づいての作品なので仕方ない部分もあるが、作戦全体を映画にするよりは、主要な指揮官1人2人くらいにスポットを当てて、もう少し短くまとめた方が大衆ウケはするのでは?!と感じた。
甘すぎた計画
そしてちょっと長すぎた話。
Operation Market Garden
無謀な計画で戦場に行くというのに、余裕こいたジョークを放ちまくり、前半は緊張感がありませんでした。そんなムードで観る落下傘部隊の大量パラシュートも、圧巻なのですが、何だか空に浮かぶクラゲの大群のようで…(^_^;)。
しかし、徐々にこんな筈じゃなかったという焦燥感が表れ、失策が確定的となる頃には、これぞ戦争の結果というべき絶望が表現されていました。
投入された部隊も多いし、登場人物も多いし、誰が何処で何をやっていて、何が必要で何に困っているのか、詳細が理解しにくかったです。
今や大御所の、そうそうたる豪華な俳優陣に惹かれて観ましたが、彼らは各部隊の指揮官で、どの部隊の話か判別するための目印という感じでした。
迫力ある戦車や戦闘機は見応えがあり、グロいシーンが案外少ない戦争映画だと思いました。都合良く全員英語を喋るような作品も多いですが、きちんと言語を分けていたのも良かったです。アクセントは段々曖昧になっていましたけど(^_^;)。
戦況が好転したからかも知れませんが、ナチスのBittrichは、敵軍の負傷者や捕虜に優しく、高潔な軍人のようでした。
この作戦を、英国は米国のせいにし、米国は英国の失敗と見ているようですが…、これは両国合作の作品なんですね。
英国とナチス、両者のトップは、部下の忠告に全く耳を貸しません。
上司がアホだと、部下は不幸になり、最悪命を落とします。戦場でなくても。
"Winning and losing is not our concern. Living or dying is."
マーケット・ガーデン作戦・・
連合軍はノルマンディー上陸作戦以後、大規模な作戦に出た。それがモントゴメリー元帥が立案したマーケット・ガーデン作戦だ。この作戦の実行でクリスマス前に終戦させるという。大量の兵士のオランダ国内への落下傘による降下とその後、ライン川に掛かるドイツ・オランダ間の橋を破壊しようという危険で大規模な戦闘だ。歴史的にはこの作戦は失敗だったとなっているが、やはり「遠すぎた橋」だったのか!?この映画ではショーン・コネリーをはじめとするかつての映画スターを贅沢に使い、明るい音楽で戦争映画の暗い雰囲気を払拭して、勇気と愛国心を呼び起こすものとなっているようだ。1977年のこの作品は「史上最大の作戦」に並ぶ戦争映画の名作だ・・
マーケット・ガーデン作戦・・
ノルマンディー上陸作戦から3ヶ月後の1944年9月、連合国軍は次の作戦に出た。作戦名はマーケット・ガーデン作戦。ドイツ・オランダ間の橋梁を破壊する大がかりなもの。実物の戦車や戦闘機を撮影に使って迫力の映像になっている。ロバート・レッドフォードの兵士姿など貴重だ。但しストーリーは少し解りにくい。作戦が困難な様子を映像にしたかったのだろう。ご存知の通り、半年後にヒトラーは自殺しドイツ軍は降伏する。過酷なヨーロッパ戦線をテーマに。1977年のこの戦争映画は「史上最大の作戦」と同じく名作だ。
作戦の全体図が分り辛い
総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:80点|音楽:70点 ) 大量動員して美術にも金をかけている戦闘場面の描写と映像は良く出来ているし、負傷者と敗残兵の描き方も良い。川を渡る場面で砲撃を受けている場面は残酷で迫力もあった。 だがまず地理的な全体図の説明がないので、作戦がどのように進んでいるのかが頭に入ってこない。どこの橋の確保にどの部隊が行くのか、それはオランダのどこにあるのか、どのように作戦は進んでいくのかが掴めない。そのために途中経過においてもどの橋を押さえれば次の橋を担当する部隊の救援に行けるのかが分り辛い。多数の有名俳優も出演しているものの、彼らの掘り下げも浅い。そして結局この作戦がどうなったのかもはっきりさせない。強引な作戦の欠陥とその犠牲を描きたいのだろうが、何かと情報不足で不満が残る。
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