「ブロンソンがおじいさん」ロサンゼルス 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
ブロンソンがおじいさん
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『狼よさらば』の時点でかなりのおじさんだと思っていたブロンソンがますます年老いて、おじいさんになっていた。しかし美人の女子アナと付き合ったりして、お盛んだった。
家政婦と娘を殺されて、相当なショックだったのを押し殺して仕事に励んで、恋愛もこなしてその実、裏では熱心に復讐活動していた。すべては世間の目を欺くためだったのだと思ったら、彼女の女子アナに結婚を申し込んでいたので、あれ?と思った。けっこう切り替えが上手なタイプだった。
ロサンゼルスは、車社会で自家用車とタクシーとバスで移動していた。チンピラどもが最初はワゴン車に乗っていたのに、その後は麻薬や銃を持っているのにバス移動していたところが微笑ましかった。当時のロサンゼルスの荒廃ぶりはすさまじかった。
BGMやSEのセンスが悪くてうるさく、実際の音との区別がつきづらかった。
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