「けっこうよかった」ティファニーで朝食を 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
けっこうよかった
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オードリー・ヘプバーンがお人形さんじゃない役に取り組んだら、やっかいな手に負えない役だった。猫を雨の中逃がして、それを見つけるクライマックスは素敵だった。ただ、やっぱりあんなすごい美女は地に足を着けて暮らすことなんか無理だろうとしか思えない。
事件が画面の外でばかり起こり、登場人物はその報告を受けてびっくりする構成だった。
主人公が、明け方のニューヨークをけっしてそこが居場所ではない足取りで歩いている様子が、好き勝手にやっていても決してハッピーではないことを伺わせた。
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