「ふたりのグレタ・ガルボ」椿姫(1937) miharyiさんの映画レビュー(感想・評価)
ふたりのグレタ・ガルボ
たまたま”ニノチカ”という、ソ連を風刺したコメディを鑑賞、このコチコチの共産主義者を滑稽に演じていた主人公こそ、グレタ・ガルボ、椿姫だった。
そこには、まったく別人な、華やかなグレタ・ガルボがいた。
高級情婦を演じる彼女は、モンローのような可愛いらしい色気でもなく、オードリーのような気品にあふれているわけでもない。
だけどなんだろう、 彼女だけが放つ何とも言えないミステリアスな怪しい魅力に取り憑かてしまった。
グレタ・ガルボに会いたくなったら、まず”ニノチカ”から鑑賞することをお奨め。
ふたりのグレタ・ガルボに会える。
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