チャンプ(1979)のレビュー・感想・評価
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やっぱり・・・泣いてしまう・・・
大好きな2本の映画、「真夜中のカーボーイ」のジョン・ボイトと「俺たちに明日はない」のフェイ・ダナウェイ。その二人の渋くて泣かせる演技だけでももうたまらんのに、相乗効果を与える名子役リッキー・シュローダーの好演。むかーし観て泣いた映画。30年を経た今観ても同じように、いやその時以上に泣いてしまいました。名作です。
大人の事情で実の息子であるT・Jを所謂シングルファーザーの境遇に追いやった母親役であるフェイ・ダナウェイ。セリフは少なかったけれど、その苦悩を表情としぐさで絶妙に演じていたと思います。年を重ねてこそこの人の名女優ぶりがうかがえます。
ストレートでシンプルで心に直接入ってきます。時間を忘れさせる作品です。こんな映画、これからもどんどん出てきて欲しいものです。
心が石 の人以外泣く
ストレートに良い映画です
●T.J名演
結論を知ってから観てしまった
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
感動作品と友人に勧められたのだが、それと同時に、観る前に結末をばらされた作品でもある。どうなるのかわかったまま観てしまったからなのか、思ったほどには感動しなかったし悲しみに浸ったわけでもない。よってこの映画の評価は難しい。では結末を知らずに観たら、もっと素直に感動できたのだろうか。多分そうだろう。
でもそれで心が震えるほど感動しただろうかと言われれば、それはやはりないだろうな。子供がいい役柄をこなしているのが高く評価されている本作品だし、それはある程度認める。でもこの子供、何があってもチャンプを完全に信頼しきっていてあまりにいい子過ぎる。いくら元世界王者といえども酒を飲んだくれて賭け事に熱中する父親に、それはないんじゃないの。そうじゃなくても8歳の子供なんて、我侭を言ったり間違いをするもの。この疑いを知らぬ完全な振る舞いをする子供に、何か白々しさを感じてしまうのだ。人としての弱さにはまり落ちぶれた駄目お父さんも無条件に好きになれるわけではない。
悪くはなかった。子供は可愛いし、離婚した親子の愛情は伝わってきた。何とか子供と心を通わせたい母親と、子供のためにも頑張るお父さんの姿も格好良かった。でも最高の感動の映画でもなかった。
それと7年ぶりの復帰戦で世界ランクにも入っていないだろうに、いきなり世界王者決定戦というのは無いと思う。
泣きのツボにはいる
子供の純粋で無償な絶対的愛の前では、父も母も必死に応えようとするのが精いっぱい。
今作品もそんな親子の愛を描いた傑作だと思う。ストーリーが見えてしまっても心の底から吹き上がる熱い涙を流さずにはいられなかった。
父と子の絆が主軸だが、大人の事情で離ればなれとなり、別世界に身を置いていた母親の、我が子に対する複雑な想いにも胸が痛んだ。
子役のリッキー・シュローダーくんは大人顔負けの豊かな感情表現の持ち主、本当に素晴らしいとしかいいようがない。ラストを思い返しただけで彼の叫びが聴こえてくる。
かなり主観になるが、理由を挙げるのは野暮なほど泣けるある種の韓国ドラマと同じ感覚を味わった。もちろん泣かせるだけではない、親子愛をきちんと心に刻んでくれる名作。
泣けなかった→俺は……
絶対泣けると言われている良作チャンプを、TSUTAYAさんの発掘コーナーで発見し、鑑賞。
泣けなかった……むしろ、イライラした!この親父はダメ親父!ボクシングシーンはホントラストのみ。
小山先生のコミックがんばれ元気と似てましたね。まぁこの映画は、親父死んでないけど。
がんばれ元気5点
チャンプ0点
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