「ジャック・レモンをずっとヘンリー・フォンダだと思っていた。」チャイナ・シンドローム マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャック・レモンをずっとヘンリー・フォンダだと思っていた。
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初見は映画よりも登山ばかりしていたガキの頃で、「月曜◯◯ドショ◯」だと思う。ずっとテレビ局の制作のドラマだと思っていた。また、
ジャック・レモンをずっとヘンリー・フォンダだと思っていた。(二人は似てる)
また、ここで描かれているのは、ヒューマン・エラーと悪徳業者とその陰謀で、原発事故の怖さをえぐったものとは言い難い。しかし、改めて2回目の鑑賞で、あり得ない設定がデフォルメに見えて、きちんとした考えを二代目の役者たちは持っているのかもしれない。と感じた。
僕は、題名から「中国に対する黄禍論」とずっと思っていた。つまり、技術力の無い国が技術力や保安の知識が無いまま、こう言った事をやろうとすると、終止がつかなくなると言っていると思っていた。(中国は1972年から原子力を民生に使い始める)
だから、本当の事故が起きた時に「ヒューマン・エラー」が最初に取り立てられ、原子力発電の矛盾点は放置されたままになった。二代目の鋭い読みは、逆の立場の者たちに利用されたのである。
大変に残念な映画になってしまったと思う。
さて、報道の問題も提示されていると思うが、この報道が愛の無いAIにするという。なんか怖い話だ。つまり、スクープ報道が無くなる訳で、どのチャンネルやサイトを見ても同じと言う事だ。
二代目は初頭に原子力発電所の事を「新しいダイナマイト見たいなものさ」と言っている。アインシュタイン博士が生きていらっしゃれば、同じ事を言ったであろうし、マイケル・ダグラスはアインシュタイン博士と同じ民族で、博士を尊敬しているはずである。あっ、これは僕の勝手な思い込み。
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