父の恋人

劇場公開日:

解説

死期の迫った父のために、彼の昔の恋人を探しに旅に出る3人の息子たちと父の姿を描くロード・ムーヴィー。製作はマルク・トバロフ、監督・脚本はアレクサンダー・ロックウェル、共同脚本はブランドン・コール、撮影はステファン・チャプスキー、音楽はメーダーが担当。出演はサミュエル・フラー、ステファーヌ・オードランほか。

1989年製作/アメリカ
原題または英題:Sons
配給:シネセゾン
劇場公開日:1990年6月30日

ストーリー

アメリカのニュージャ一ジー。腹違いの3兄弟、フレッド・ジュニア(ロバート・ミランダ)、マイキー(ウィリアム・フォーサイス)、リッチー(D・B・スウィニー)は、年老いて在郷軍人病院で車椅子の生活を送る父フレッド(サミュエル・フラー)のために、彼を病院から盗み出し、ノルマンディに住む父の昔の恋人を探す旅に出る。大西洋を越え、やっとのことで探し出したその相手フロランス(ステファーヌ・オードラン)は、パン屋の夫と一人娘(ジュディット・ゴドレーシュ)と暮らしていた。最初は父の存在を認めなかったフロランスも、ノルマンディの海岸でフレッドと言葉を交わし、そして太陽が昇る頃、フレディは昔の恋人の腕に抱かれて息を引きとった。旅を終えた3人の息子たちの胸に去来するのは、今はなき父の面影だった。

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