地球爆破作戦のレビュー・感想・評価
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子供な機械に支配される古典的SF
人工知能をもつ防衛システムのコロッサス(アメリカ)とガーディアン(ソ連)がリンクしたら恋をして暴走、人類を支配するようになる。
性生活いがい生活全てを監視されるフォービン博士。
指揮系統の連絡ミスから大惨事につながる様子は、第二次世界対戦を連想させる。あと「博士の異常な愛情」も。
「平和か自由か」
ラストは企てを全て見抜いてたコンピューターが全人類に申告して唐突に終わる。
なかなかいい映画
B級SFかな〜と思ってバカにしていたら、意外や意外なかなかいい映画。面白かったです。
特に、冷静で狂気的なコロサスと人間たちの攻防がなかなかハラハラさせる展開になっていて見飽きることがありませんでした。
人間は云ふ、今夜セックスするから部屋を覗かないで!と。しかし、機械は、煩い。私に隠れて何をする気だ、などと云い、監視を続ける。
人間が機械に支配された世界。
常に機械が監視をし、機械の指示を仰ぐだけの人間。
機械均等社会ってやつか。人間は人権をなくしちまった。観てて哀しくなるよな。
最後はデッケー爆弾落とせよっ!と機械が言う。
最高のSF映画です
私が映画好きになったきっかけの映画です。
最近のSF映画に足りていないものが
この映画に全て揃っています。
こういう映画をもっと作って欲しいな。
今のSF映画は映像と音響だけはすごく
良いけど中身が無いものばかり。
昔のSF映画には必ず問題定義や未来への警鐘が
しっかりと描かれていて、便利だからと言って
機械に委ねることへの危険性や不安をテーマとして扱い
観る者に訴いかけていた。
ソイレント・グリーンやサイレント・ランニング、
オメガマン(地球最後の男)、猿の惑星、等々、、、
こういったような名作が最近は無い!
宇宙人が出てきて、ただ戦うだけのSF映画を
これまで何十本見てきたことか、、、
そういう意味で「ガタカ」は合格です。好きです。
映画にテーマをいれて欲しいな。
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