小さな兵隊のレビュー・感想・評価
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"映画は1秒に24回の真実"
アンナ・カリーナをヒロインに迎えた本作は『勝手にしやがれ』に続いて二作目となるゴダールの監督作品であり、アルジェリア戦争を背景にOAS(秘密軍事組織)とFLN(アルジェリア民族解放戦線)による両組織の下っ端たちが繰り広げる物語でありながら、突拍子も無い展開と雑に思われる演出描写からゴダール節が炸裂するシネフィルからインテリが醸し出す哲学と詩を語るようなセリフ回しが逸品であり、その逸品さから進まない物語が退屈になり眠たくなる。
ゴダールの作品が理解出来ないのに観てしまう凡人な自分、唯一の救いは『アルジェの戦い』を観ていた自分を誉めよう!?
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