「本当に面白い推理劇」探偵スルース たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)
本当に面白い推理劇
イギリスを代表するローレンス・オリヴィエとマイケル・ケインの名優2人が競演する見事なサスペンス映画。
ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督作品。
ロンドン郊外の推理作家アンドルー(ローレンス・オリヴィエ)の屋敷を舞台に、屋敷にやって来た美容師のマイロ・ティンドル(マイケル・ケイン)と「死のゲーム」を繰り広げる。
元々は舞台劇だったのが垣間見られる映画となっている。
マイロは推理作家の妻を自分の愛人にしたことから、推理作家の邸宅に呼ばれる。
冒頭の庭の迷路が推理作家らしい雰囲気。
そして、ほとんどが屋敷の中で繰り広げられる物語となるが、様々な工夫がなされているので最後までの139分、とても楽しく観ることが出来た。
マイロが美容師というのもミソ。
ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督の遺作となってしまった本作、ホントに面白い推理劇であった。さすが!
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