タルファ駐屯兵

劇場公開日:

解説

「快傑ダルド」と同じくバート・ランカスターが主演し、ハロルド・ヘクトが製作した1951年度外国人部隊活劇。「リオ・グランデの砦」のジェームズ・ウォーナー・ベラの原作から、ローランド・キビーと「みなしご」のフランク・デイヴィスが脚色、「恋愛聴診器」のウィリス・ゴールドベックが監督に当った。撮影は「コロラド」のウィリアム・スナーダー、音楽はデイヴィッド・バトルフの担当である。バート・ランカスターの相手役にはジョディ・ローレンス、以下「アンナ・カレーニナ」のキーロン・ムーア、「美女と闘牛士」のギルバート・ローランド、「秘密警察」ジョージ・トビアスらが助演する。

1951年製作/97分/アメリカ
原題または英題:Ten Tall Men
配給:コロムビア日本支社
劇場公開日:1952年5月1日

ストーリー

タルファに駐屯する仏外国人部隊は指揮官が出張中でクルーガー中尉が臨時に代理していたが、彼は原住のリフ族を圧迫する政策をとった。米人の軍曹マイク(バート・ランカスター)は2人の伍長と共にリフ族のハッシン酋長の部下を捕虜として連れてきたが、クルーガーの色女にマイクが手を出したかどで営倉に放り込まれた。彼は営倉でリフ族の捕虜からハッシンが明日タルファを攻撃すると聞き、本隊到着まで5日間時を稼ぐためリフ族を釘付けする役目を買って出た。マイクは9人の部下を連れ、リフ族の宿営地に至り、リフ族のアラー酋長とハッシン酋長がお互いの部下を糾合したことを知った。更に変装して天幕に忍び込むと、アラーの娘マーラ(ジョディ・ローレンス)が、2大族結合の政略のため、ハッリンと結婚する支度をしていた。マイクたちはマーラをさらって逃げ、リフ族の激しい追跡をしりぞけたが、今度はマーラをめぐって内輪争いが起こった。だがリフ族の襲撃、一隊は突然起こった砂嵐で難をのがれオアシスに来たが、マーラは疲労のため失神しマイクが介抱した。リフ族はマイクとマーラの2人を包囲し捕らえた。マイクは拷問にかけられようとしたが、彼に好意を抱いているマーラは、彼女とハッシンの結婚を条件にマイクを逃れさせた。やがてマーラの結婚式、式場に忍び込んだマイクはハッシンと激闘の末、斃した。マイクとマーラは結ばれ、リフ族と外国人部隊も和解した。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0楽しい活劇

2017年5月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

サハラでのフランス外人部隊の活躍をアクション満載で描いた活劇。 主人公(バート・ランカスター)が敵対するリフ族と戦うため出撃する。 リフ族の姫様がやってくるが、捕虜にしてしまう。 しかし、リフ族しかいない地域から、どうやって砦にたどり着くのか。 とても楽しい。

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