劇場公開日 1993年4月10日

ダメージのレビュー・感想・評価

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4.0好きになってしまった

2020年9月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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R♪

3.5権力より家庭を大事にしたいと公言する政治家だったが・・・

2020年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 連れ添った妻、新聞記者の息子、高校生の娘と穏やかに暮らしていた英下院議員のスティーブン。元医者でもあり、順風満帆、浮気もせずに真面目に生きてきた男だ。真面目すぎるが故に、いったん恋に落ちてしまったらもう止まらない。それが息子マーティンの恋人であろうが、おかまいなし。突っ走るのみだ・・・

 ちょっとだけの不倫だったら戻れたはずなのに、息子カップルがパリに旅行に出かけたときもブリュッセルの国際会議を途中ですっぽかして追いかける始末。一目だって気にしない。知り合いに見つかっても、息子の婚約者と話していただけだと言えばいい。そう思ったに違いない。

 もう政治家なんて身分はどうなってもいい。妻とは離婚する。もう自棄のヤンパチ、日焼けのなすびだ。そんな不倫相手のアンナには暗い過去があった。外交官の父とともに様々な外国を転々としていたため友達もできずにいたが、やがて同じく孤独な兄と関係を持ってしまったのだ。そして、兄はアンナを失いたくないがため自殺をした・・・そんな過去のせいで「束縛されるのが嫌い」だと言うアンナ。そんなこと聞いたらますます愛おしくなる・・・あぁ、真面目男の転落人生スタート。

 そして、ついにはアンナの方もスティーブンに会いたいがために息子と結婚を決めたと言う。金曜日の2時から5時にアパートで密会。そしてついには悲劇が待ち受けるのだった。

 どうしようもない政治家。いや、野心はないからいい政治家なのだろう。しかし、何かにとりつかれたように突き進むとロクなことにはならない。こうした不倫に限らず、何事にも冷静になることが必要なのだろう。単純なストーリーながらも考えさせられる。ジュリエット・ビノシュは魔性の女といった雰囲気というほどでもないのだが、愛欲・肉欲を兼ね備えた恋愛体質なだけなのだろう。とにかく家族が可哀そうすぎる!

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kossy

4.0深いもの

2016年4月17日
Androidアプリから投稿

怖い

人が背負う抗しきれない愛憎を表現する退廃的美学

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アジャパ

5.0流石フランス映画

2016年1月27日
iPhoneアプリから投稿

母親に勧められ興味を持ち、観ました。

描写は一見エロいな、と思うのですが
流石フランス映画です。

内容が本当に考えさせられるものだった。

綺麗で、悲しくて、そして虚しくて。

フランス映画って、見終わった後
胸が苦しくなるんですよね笑

愛とか、親子とか、自分のコントロールとかとにかくなんかとても深いものを感じました。

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mari