「アシュレイ・ジャッド(Me Too運動の立役者)🤩」ダブル・ジョパディー カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
アシュレイ・ジャッド(Me Too運動の立役者)🤩
1999年のサスペンス映画。主演のアシュレイ・ジャッドは Me Too 運動のきっかけとなった女優さん。ハーヴェイ・ワインスタインから受けた性暴行被害を2017年に告発した。2023年の映画 SHE SAID ではカメオ出演している。
事業に失敗した夫のニックが仕組んだ自作自演のプレジャーボートでの夫殺し事件の犯人に仕立てあげられて、実刑判決を受け、女子刑務所で服役する身になってしまったリビー・パーソンズ。夫のニックは別人になりすまし、天才的な詐欺師の才能で名を変え、再びセレブの生活を送っていた。頼りにしていた親友のアンジェラ・グリーンは愛するひとり息子の継母役&ニックの愛人として利用され、連絡できなくなってしまう。服役中に元弁護士の囚人から、同じ罪で繰り返し有罪判決を受けることはないというアメリカ合衆国憲法修正第5条、”何人も同一の犯罪で二度有罪にはならない”という法律があるから、刑期を全うしたあとに夫を殺しても罪にはならないと助言される。
double jeopardy
【二重の危険:同一の罪について二度裁かれること。アメリカ、カナダ、日本など多くの国で一事不再理の原則により禁止されている】
6年後、仮釈放され、元法学部教授のトラビス(トミー・リー・ジョーンズ)の保護観察下におかれるが、息子会いたさに知恵と実行力でニックに接近することに成功し、本懐を遂げるストーリーで、狡猾な男に立ち向かう捨て身のアシュレイに惚れぼれ。
とても美しい。
タイプとしてはガル・ガドットばりのキリッとした美しさ。
すっかり虜になってしまいました。
細身の体にアルマーニのドレス素敵でした。4号じゃなくて、2号ってすごいですよね。
トミー・リー・ジョーンズがナイスアシスト。とてもいいです。
赤ちゃんは生まれたときから母親の声を覚えていると信じるリビーの母性愛がステキ。
彼女はワインスタインのほかにも2人からレイプされたと告白しています。
この映画がミラマックス制作でなくて本当によかった。