戦うロビンフッド

劇場公開日:

解説

中世英国の有名なロビン・フッドやその部下たちが、ロビン・フッドの息子ロバート(コーネル・ワイルド)を中心に、民権擁護の根本法大憲章を廃止し幼王ヘンリー三世を亡きものにして王位につこうとする悪摂政(ヘンリー・ダニエル)に決戦を挑む時代活劇。共演はアニタ・ルイズ。監督はジョージ・シャーマンとヘンリー・レヴィンの共同。

1945年製作/86分/アメリカ
原題:The Bandit of Sherwood Forest
配給:セントラル
劇場公開日:1950年5月16日

ストーリー

1216年、イングランドは時の摂政ペンブローク公が権力をほしいままにしていた。国王ヘンリー三世が幼いのをいいことに、あまつさえ王を亡き者にして、自ら王位に就こうとさえ考えていた。かつて勇名を轟かせた正義の士ロビン・フッドは、シャーウッドの森に義兵を上げた。彼を頼ってノッティンガム城を抜け出した皇太后や侍女キャサリンから、国王が西塔に幽閉されたことを知ったロビンは、救出に乗り出す。部下を連れて塔に忍び込み、王を救出したはいいが、ロビンの息子ロバートとキャサリンが捕われる。ロバートは、自分はかつて貴族だったロビン・フッドの息子であることを打ち明け、貴族の権利として決闘を要求する。摂政はそれを受け入れ、自ら決闘の相手に立つことになる。決闘当日、摂政は用意していた弓矢隊でロバートを射殺そうとするが、城内に忍び込んでいたロビン・フッドの部下たちによって鎮圧される。ロバートは摂政を倒し、王は皇太后と共に城へ帰還した。かねて相愛だったロバートとキャサリンは、王の命により結婚するのだった。

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