太陽の下の18才のレビュー・感想・評価
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古い映画だと、この能天気な明るさが楽しい。
1963年のイタリアは「奇跡の経済」と呼ばれた高度経済成長の時期だった。
本作はそんな状況が反映された、楽しい恋愛コメディ。
舞台はイタリアだが、フランス人女優カトリーヌ・スパークが主演。
ナポリ湾に浮かぶイスキア島にバカンスにやってきた若者たち。その中に二コラという青年がいた。一方、同じく島に訪れたフランス人女性の名前はニコル。名前の似たふたりは反発しながらも惹かれていく。
他愛もないコメディだが、能天気な楽しさがいい。
古い映画だと素直に楽しめる。今の時代もこの手の映画はあるのだろうが、「くだらない」と感じてしまうのはなぜだろう。
ナポリと言えばミーナ・マッツィーニの「月影のナポリ♥」
ナポリと言えば、「ミーナ」の「月影のナポリ」かなぁ。イタリアのカンツォーネが好きで、ジリオラ・チンクェッティの「雨」この音楽は聞いているとは思うが、エンニオ・モリコーネって知らなかった。
女性が被る帽子はカトリーヌ・スパークの帽子とか言われるのかなぁ?でも、この映画では、帽子は潰されるが、余り被っていないようだ。日本の加山雄三さんの若大将シリーズに良く登場した帽子。
若大将シリーズも1962年頃って事は若大将シリーズもヨーロッパのファンションには反応が早かったと分かる。確かに僕の時代では凄いかっこいいと思う。ツィギーとかミニスカートとか。
原題 Diciottenni al sole
製作年 1962年
製作国 イタリア
劇場公開日 2021年5月21日
その他の公開日:1963年6月7日(日本初公開)
上映時間 100分
映倫区分 G
イタリア人は昔からナンパ!
カトリーヌ・スパークの映画は初めて観ました。とっても可愛らしいのはよくわかりましたが、映画はやたらイタリア人男がナンパするだけの話。
イタリア人男性、フランス人女性、ドイツ人女性、それぞれの国民性が垣間見れました。当時の文化が見れたのも面白かったです。
気分が落ち込んでいる時に観る作品です。
カトリーヌ・スパーク・・・知りませんでした。
ですが予告編で見た眼差しに心射抜かれ
鑑賞です。
いやー、いいなー。太陽色の映画だなー。
こういうテイストの映画初めて観たかも?
バカンス映画って銘打ってますが、まさに!!!
休みだ休みだ楽しむぞーワッホーイ!
アモーレー!アモーレー! な映画っす。
酒、パーティー、海、仲間、束の間の恋
昔の本に書いてるような天国、
出てくる男、みんな「女性」しか考えてません(笑)
視線の先が常に「女性」。
(寝てるだけの男はお笑い要員かな)
そりゃ、イタリア男は女好きって言われますよね
次から次にナンパして。
いやいや、やるな。ちょっとリスペクトだ。
だってそのナンパが物語になる程なんだもん。
いいなぁ、バカンス。こーいう休暇を送りたいなぁ。
で、女性も積極的ってのがいーじゃないすか。
お話自体は他愛もない内容です。若者たちの
ひと夏の楽しいひとときです。
ナンパ話だけじゃなくって、借金まみれのキャラが
ひたすら良いです。面白いなぁ。良いアクセント
作ってます。飽きずに観られます。
で、メインのカトリーヌ・スパーク。
私にとっては初スパーク様。
ドカンときました。
あぁ、可愛い。なんて可愛いのだ。
小悪魔感バリバリ。そして美しくもある。
あぁ、無敵だ。それだけでいいと思えちゃう。
本作では様々な男女にスポットがあたるから、
カトリーヌ・スパークの画面占有時間は
比較的すくないのかな?主役にしては。
しかし、キュン死にするには十分の致死量。
挑発しながら視線のツイスト。最高。
あんな視線送られたらヘナヘナです。
出会いの仕方、もろ少女マンガみたい。
けど、バカンスだからよしです。
あぁ、俺にもこんな日が人生の中で1日でも
あればなー。
こんな女性にわがまま言われて
振り回されたい!って思うのは病気でしょうか(笑)
久々にスクリーンから滲み出る女優の魅力に
心奪われてしまいました。
評点はカトリーヌ・スパーク様が故です。
いかん、しばらく病気になりそう。
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